「がんばったら報われる世界じゃないの!」「結果がすべて!」逆ドッキリでナダル節が炸裂(てれびのスキマ)

てれびのスキマ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。


『脱力タイムズ』

ゲストは福本莉子とナダル。企画を進めようとしたアリタがVTRを振ると、そこに現れたのはナダル。「今日は復讐したいと思ってます! 今までどれだけ芸人が番組のおもちゃにされてきたと思ってるんですか!」と、意気揚々とドッキリを仕掛けたことを宣言。「楽屋抜き打ち私物チェック」を敢行し、アリタの楽屋に潜入するも大方の予想どおり逆ドッキリ。

音声トラブルでスタジオのアリタと通信ができなくなりストップされると、そこへアリタに挨拶しに来たという野々村友紀子が。「旦那のイベントのときテンション低かったって聞いた」「イベントに出るメリットなんにもないとナダルが言ってたって聞いたで」と責め立てられると「一緒やないか!」と、以前出演したときと同じ構造だと気づくナダル。

再開するもまた回線トラブル。そして前回同様、またもX-GUNが。YouTubeを始めたという彼らが、登録者数や再生回数を伸ばすにはどうしたらいいかを相談。コロチキが登録者数27万人に対し、X-GUNは1700人だそう。それに悪い笑いをこらえ切れないナダル。

27万人で再生回数は2.1万回程度だから1割弱、一方X-GUNは1700人のうち200回再生されていて、割合的には観られているという西尾に「200でそんな大きい口叩かないほうがいいです」とナダルらしい言葉。YouTubeの企画は全部西野が考えているのにギャラもらってるの?と迫られるも「それでも需要があるんで。自分でやってるのに需要がないのは仕方ないです」「がんばったら報われる世界じゃないの! 『俺らはがんばってる』って言われてもそんなもん知らん! 結果がすべて! あなたたちの今の価値はYouTubeの再生数が200回しか回らないただのおじさん!」と早口でまくし立てる。まさにナダルの真骨頂。その後も数々の“難敵”に対し、ナダルの逆ギレ芸が炸裂。さらには最後に“ラスボス”も登場。ナダル「もう脱力タイムズ、地獄やって!」。

『あちこちオードリー』

ゲストは「好きな人も嫌いな人も多い2組」品川庄司とみなみかわ。「全員、オスとして強いよね」と若林。

2007年の「おしゃクソ事変」以降、しばらくはイジられ慣れていなかったから「おしゃべりクソ野郎」を受け入れられなかったという品川は、東野プレゼンの「どうした!?品川」(2012年)が大きな転機だったと明かす。その企画のプレゼンのときは骨折中で、高熱が出ているときに家で観ていたという品川。なんと加地Pが家まで来て「あれ観てどう思った?」「俺はおもしろいと思った。『どうした!?品川』をやろうと思うんだけど、どうする?」と覚悟を問うたそう。それに「やんなきゃ逃げることになりますもんね」と答えたという。

実はそれ以前、『アメトーーク!』に1年出ていない時期があった。それは韓流スターのように髪の毛を伸ばしていたころ。さまぁ~ず大竹の結婚式のときに、加地Pから「前髪を切らない限り俺の番組には出さない」と言われたという真相も告白。品川「それを言われたら逆に切れなくなった」。

みなみかわはいつものように、いやいつも以上に「お金とか横領するタイプの事務所」などと松竹芸能を口撃。そうすることによって居づらくなったんじゃないかと問われるも「僕も腹括ってたんで、地獄連れてったんねんって」。その真意を「売れたいとかって感情がなくなったんですよ」と賞レースも出られない現状を語った上で「売れていく手立てがまるで見つからなかった。そうなったときに自分が芸人として何が残せるかなって考えて、後輩にいい事務所って思わせたかった。だから今の事務所がよくないって言って自分が死んで事務所と一緒に地獄に行きたかった」と明かす。

一方で「テレビに出られるようになったら憑き物が取れちゃうんじゃない?」と若林が指摘すると「ブレてきてます」と笑う。が、「現在の松竹芸能は?」と聞かれれば「時間の問題で終わりますね」と断言。「そんなわけないじゃん」と春日にツッコまれると、真顔でみなみかわ「そんなわけないって松竹芸能にいないのになぜ言えるんですか?」。

みなみかわはクイズ番組などの出方がわからないと相談すると、品川が真摯にアドバイス。それに「なるほど」とうなずくみなみかわだが「みなみかわが『なるほど』っていうとき、嘘だよな」と若林。図星を突かれて突っ伏すみなみかわ「楽しいかな、それって?(笑)」。みなみかわのジョーカー的な魅力がより引き出された回だった。


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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