NICHOLAS&K&TAKIがリーダーを務めるチームに降りかかるさまざまな試練【『&AUDITION - The Howling -』レポート#3】

『&AUDITION - The Howling -』レポート#3

文=坂井彩花 編集=森田真規


世界で活躍するアーティストを生み出すべく、BTSの生みの親でHYBE議長のパン・シヒョクがスペシャルアドバイザーを務め、HYBE LABELS JAPANが仕かけるオーディション『&AUDITION』。その模様を追いかける番組『&AUDITION - The Howling -』(エンオーディション ザ・ハウリング)の第2話では、2ndラウンドの“コンセプトミッション”のチーム分けやEJチームが奔走する様子が配信された。

7月23日に公開された第3話では、2ndラウンドの“コンセプトミッション”に挑むNICHOLASチーム、Kチーム、TAKIチームの様子が届けられた。


パフォーマンス後には涙も見られたNICHOLASチーム

2ndラウンド“コンセプトミッション”、EJチームがパフォーマンスを終えたところでパフォーマンスディレクターの井上さくらが「NICHOLASチームは舞台に上がってください」と声をかけ、ステージへと移動するNICHOLAS・GAKU・HAYATEの3人。NICHOLASは「観ている人を驚かせる、かっこいい舞台を見せます」と意気込むが、井上からは「NICHOLASくんはパフォーマンスの中間チェックのときにミスをして、ボーカルの中間チェックのときにもミスをしたと聞きました」とコメントされる──。

迫力のあるダンスを披露していたNICHOLASチームの中間チェックは、そのまま順調に行くかと思われた。しかし楽曲が始まるやいなや、井上はスタッフに声をかけて音楽を中断させ、パフォーマンスを止めた。「音を聴いて! 最初から合ってないから」とゲキが飛ぶ。

中間チェックで、プロデューサー・井上から厳しい言葉をかけられたNICHOLASチーム (c)HYBE LABELS JAPAN
中間チェックで、プロデューサー・井上から厳しい言葉をかけられたNICHOLASチーム (c)HYBE LABELS JAPAN

そろえることを意識しながら練習してきたNICHOLASチームだったが、大きなモーションをそろえることに注力するあまりディテールへの配慮が足りていなかったのだ。井上からの止まらない指摘に、GAKUは「せっかく練習してきたのになって、すごく焦りがありました」と顔をこわばらせた。

ボーカルの中間チェックにおいても、出だしこそ安定していたが、2番になるとNICHOLASの喉の調子が悪化。動揺して一度歌うことをストップして、再び歌い出す姿が見られた。さらにNICHOLASに影響されて、GAKUがミスしてしまう場面も。プロデューサー・サウンドディレクターのSoma Gendaからは「全員ピッチがよくない」と指摘があり、別室で中間チェックを見守っていたボーカルトレーナー陣も「レッスンしていたときよりも全体的にバランスが崩れてきている」と辛口評価。あまりのパフォーマンスの悪さに、3人はくじけそうになっていた。

そんなチームを立て直すべく、NICHOLASはふたりを食事に連れ出した。メニューは、焼き肉のようにテーブルで焼く炙りウナギ。祖父と祖母がウナギ屋を営んでいたというGAKUにとって、とてもゆかりのある食べ物。食事をとりながら、中間チェックの振り返りをするメンバーたち。NICHOLASが「どうだった?」と尋ねると、HAYATEは「さんざんだったよ」と正直に胸中を明かす。それぞれの本音を語り合い、おいしいウナギでパワーを充電し、本番に向けて心身共に整えていた。

そして迎えた本番では、全員が満足するステージを作り上げることができていた。メンターのPdoggも満面の笑みで拍手を送り、「誰が良かった悪かったというわけではなく、3人共歌もダンスもとても上手にできていた」とコメント。Somaも「NICHOLASが中間テストでミスしたところを直せていたのがよかった」と、彼らの努力を讃えた。

本番でのパフォーマンスで高評価を受けたNICHOLASチーム (c)HYBE LABELS JAPAN
本番でのパフォーマンスで高評価を受けたNICHOLASチーム (c)HYBE LABELS JAPAN

パフォーマンスを終えて席に戻ると、浮かない表情をしているGAKU。どうやらひとりだけプロデューサー陣から個人的なフィードバックをもらうことができず、凹んでしまったようなのだ。そんな彼を見てPdoggが「とても上手だったから観る必要がなかっただけなので、悲しまなくていいですよ」と声をかけると、GAKUは思わずうれし涙をこぼしていた。

急遽、構成変更を余儀なくされたKチーム

3番目の発表は、JUNWONの欠席によって急遽、K・JO・MINHYUNGの3人でのパフォーマンスとなってしまったKチーム。

本番から遡ること、10日前。Kチームはほかのチームが見入ってしまうようなステージを、中間チェックの時点ですでに完成させていた。MINHYUNGの失敗を何事もなかったかのようにJUNWONがカバーし、井上からも「今日よかったのはJUNWON」とお墨つきをもらうほどの出来だった。

その評価もあってなのか、4人で息抜きに出かけたグルメツアーも終始リラックスモード。屋台のトッポギやてんぷら、いちご飴などを食べ歩きするメンバーたち。辛いものが苦手なJOはトッポギに苦戦している場面もあったが、ロールアイスが目の前に現れると大喜びでかぶりついてムードメーカー役を担っていた。

屋台で仲よくトッポギを食べ、親睦を深めたKチーム (c)HYBE LABELS JAPAN
屋台で仲よくトッポギを食べ、親睦を深めたKチーム (c)HYBE LABELS JAPAN

事件が起きたのは、本番2日前の夜。体調を崩してしまったJUNWONが、本番のステージに立てなくなってしまったのだ。残された3人は急いで歌割や構成を変更し、新しい魅せ方を体に叩き込んでいく。本番前、リーダーのKは「“ぜひ、かっこいいステージをみんなに見せてやってくれ”という連絡をJUNWONから今日もらったので、彼のためにも3人でがんばります」とコメント。

急遽、歌割りや構成が変更になってしまったKチームの本番パフォーマンス (c)HYBE LABELS JAPAN
急遽、歌割や構成が変更になってしまったKチームの本番パフォーマンス (c)HYBE LABELS JAPAN

そして、迎えた本番。意気込みじゅうぶんにステージへ向かった3人だったが、パフォーマンス後のプロデューサー陣はなんともいえない表情を浮かべていた。Pdoggが「いいステージを見せていただきました」と切り出し、高評価がつづくのかと思われたものの「チーム全体として見たときは動きがそろってない」と辛辣なコメントが聞かれた。Somaは「僕が最初に感じたのは“Kだけめっちゃがんばっている”」と口にし、チームとしてのバランスに伸びしろがあったことを指摘した。

“感情表現”がポイントになったTAKIチーム


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坂井彩花

(さかい・あやか)1991年、群馬県生まれ。ライター、キュレーター。ライブハウス、楽器屋販売員を経験の後、2017年にフリーランスとして独立。『Rolling Stone Japan Web』『Billboard JAPAN』『Real Sound』などで記事を執筆。エンタテインメントとカルチャーが..

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