「撮影時にクスリをキメていたのは?」危ない問題が連続の「地下クイズ王決定戦」が復活(てれびのスキマ)

てれびのスキマ

テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。


ABEMA『BAZOOKA!!!』

BSスカパー!からABEMAに移って待望の「地下クイズ王決定戦」復活。第8弾となる今回は、「俳優A(ピー音)がプレゼントしたことをしつこくアピールしたため、俳優B(ピー音)がブチギレたという誕生日プレゼントは何?」など問題文がピー音だらけの「上半期のトピックス」から出題された問題からスタート。

今回も「YouTuberゴシップ」「裏社会」「セックス」「宗教」「オカルト陰謀」「薬物」「B級ニュース」「殺人鬼」といったジャンル別に難易度に応じたポイントが与えられ、「裏社会の10」など選択した問題が出題される「クイズグランプリ形式」。なお「『裏社会の20』の問題は収録直前にとある圧力がかかったため選ばないでください」という前代未聞の注意事項が読み上げられる。くっきー!「もうやめよう……(笑)」。

回答者はオーディションを勝ち抜いた現役早大生・鈴木玄、元AV女優・愛葉るび、前回大会準優勝者・神保新、大阪大クイズ研所属のマスクマン・ジミー・ジーンに加え、番組レギュラー陣による「BAZOOKA!!!オールスターズ」。BAZOOKAチームがなんとオープニングクイズを2問正解しトップに立つ波乱の立ち上がりを見せる。

「セックス」問題の問題読みにわざわざ「セックスクイズ」でおなじみの有村昆を据えるふざけっぷり。その「セックスの10」の問題は「大阪の歓楽街・飛田新地の料亭で客が帰りにもらえる/お菓子はなんでしょう」(「/」は回答者が早押しした箇所)。

その答えは「ポップキャンディ」。それに「ポップキャンディは行為がすんだあとの証明で持っておけば店の入口にいるオバちゃんに声をかけられなくなる」と補足解説がつけられる。さらにそこに回答者の鈴木が「実際は違うみたい」と補足の補足。実際に行った友人がキャンディを舐めながら歩いていたら「2発目どう?」とたくさん声をかけられたと。こういった補足がいつもながらバカバカしくもあり勉強になっておもしろい。

「覚醒剤取締法で逮捕された結城るみなさんの4つの作品のうち、撮影時にクスリをキメていたのはどれか、すべて選べ」という“ヒドい問題”の正解VTRには本人が登場する“ヒドい展開”。そして正解は「全部ですー!」「デビューしてから一貫してガンギマリでしたー」とあっけらかんに答えるヒドさが「地下クイズ」ならでは。

「B級ニュースの10」に誤送金横領事件の「田口翔」が答えの問題の直後、たまたま選んだ「薬物の10」の問題には「また田口……」と回答者が呟く「田口淳之介」が答えの問題が出る“地下クイズぷち奇跡”も。ただ前半戦は「90年代に広まった都市伝説『赤いクレヨン』の話を創作したタレントは誰?」という「オカルト10」の問題に誰も答えられなかったり苦戦気味。解説の元王者しみけんも「クイズ屋が答えられないような変化球問題が多い」と語る。だが、後半になるにつれ本領発揮、難しい問題ほどみんなが即答するという「地下クイズあるある」は今回も健在。

たとえば「オカルト40」の問題では「声に出して読んだ寺山修/司が亡くなったため『けっして音読してはいけない』と言われる『姉は血を吐く、妹は火吐く……』で始まる西條八十の詩のタイトルは何?」という難問にBAZOOKAチーム以外の4人が当たり前のように問題序盤でボタンを一斉に押す。各ジャンル40点までの問題を終えた時点で、全チームに逆転のチャンスがある大激戦に。

実現にはいろいろ大変なことがありそうだけど、半年に1回、いや、せめて1年に1回くらいのペースでまたやってほしい!

『さんまのお笑い向上委員会』

「平成を彩った女子芸人」としてまちゃまちゃ、アンゴラ村長、そして中島知子が登場。大分在住の中島の元にプロデューサーが出演交渉に行ったそうだが、そのとき、ちょうど福岡で仕事をしていると伝えると、すぐに福岡まで来たそう。その熱意に出演を快諾したと明かすと、飯尾が小声で「引っかかりやすいんだ……」。

Aマッソ加納は「どこまで聞いていいかわからない」とクレームを言うと、なんでも大丈夫と中島。そうやって話題が中島に集まるなか、塙が「『エンタの神様』のとき、摩邪って名前は嫌でしたか?」「ペナルティさんに弟子入りしようとした?」とまちゃまちゃへ話をズラす塙らしいボケ。

「伝説の痴女」を探しているモグライダーのともしげが中島がそうではないかと言うと、まちゃまちゃやアンゴラも痴女を自称。誰が本当の痴女かを探るため飯尾が「暑がりですか?」と質問すると、まちゃまちゃ、アンゴラが「暑がりです」と答えたあと、「ものすごく暑がりです」と最適解を出す中島。しばらく東京のテレビに出ていないブランクを感じさせない返しを終始見せていて、さすがだなと思った。

【関連】鬼越トマホーク「自分のスキャンダルは全部バラけさす!」すべてを吹き飛ばす衝撃告白

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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