なくなったらつらいのは「お笑い」か「音楽」か?かまいたち山内が「世間に問いたい」究極の選択(てれびのスキマ)

てれびのスキマ

文=てれびのスキマ 編集=梅山織愛
トップ画像=『クイック・ジャパン』vol.151より


テレビっ子のライター“てれびのスキマ“が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。バラエティやドキュメントの中で起こった名場面、名言、貴重な会話の数々を書き留めます。2020年から毎日欠かさず更新中。


『華大さんと千鳥くん』

新企画「究極2択マップタツ」。「欲しい能力はどっち?」などのお題に対し、20~50代の各世代男女5人ずつ計40人がちょうど20対20になるような選択肢を作るというもの。パネラー全員が案を出し、そのうちのひとりの選択肢を採用し、実際にアンケートを取る。

最初の「突然この世からなくなったらツラいのはどっち?」というお題にノブは「ダーツ/ビリヤード」、みちょぱが「米/麺」となかなか興味深い選択肢を出すなか、山内が出したのは「お笑い/音楽」。これには大悟が「よう芸人がそんなん出したな。お笑いがいらんなんてことあるのか?」、ノブは「エンターテイメントの大テーマやな。我々はお笑いであってほしいけど、やな」と反応。

「接戦になるところまで、お笑いは来てると思います。これを世間に問いたい」という山内に進行役の濱家が「山内が答えるならどっち?」と聞くと「お笑いでしょ!」と即答。「お笑いなくなったら誰が笑かすんや! お笑いなかったら世間楽しないやろ!」と熱くなる。

山内の選択肢で行こうという話にまとまるが大悟が「もうちょい音楽に縛りを入れたほうがいい。『日本の音楽』とか」と提案すると「ええ? 入れないと負けるってことですか?」と山内。結局、そのまま「お笑い/音楽」でアンケートを実施。めちゃくちゃ興味をそそるアンケートに。

結果、お笑い19:音楽21という大接戦に。「うわー、おもしろー!」「お笑いがんばってる!」と大興奮の面々。ノブ「音楽に1票差で負けるってところがお笑いなのよ」。

そのあとは「もしも生まれ変わるならどっち?『佐藤健』か『◯◯なノブ』」というノブにどんな要素を足したら20:20になるかというお題も。このお題に「失礼」「真っ向勝負で行ける」というノブは「佐藤健の人生送りたいか、ノブの人生を送りたいかだったらマジで半々」だと主張。大悟が出した案は「暖房ノブ」。体から暖房が出るというもの。「冷暖房つけましょう!」「除湿もつけましょう!」と“機能”が追加されていくのがくだらない。結局、「佐藤健vs空調ノブ」で対決することに。バカバカしい。

いつもながらこの番組はシンプルだけど盛り上がる絶妙なところを突いてきておもしろい。

『100カメ』

今回カメラを設置したのは「ネットの高校」。最先端の通信制高校に「スゴいね、頭が全然追いつかない」と若林。春日も「ついていけない。口開いたら古いことばっかり出てきそう」と言うように、見ているとどうしてもマイナス面が目につき、それに対して何か言いたくなってしまうが、オードリーはそういう方向のことは口にせず、あくまで自分たちの高校時代を回想しつつ肯定的にコメントしているのが印象的だった。

授業風景を見て「俺たちが高校のときに『新しいお菓子を開発』なんて授業あり得なかった。俺思ったもん。芸人になって漫才書き始めたとき。いわゆる商品開発じゃん、漫才も。誰からも習ってないぞって。だから変な漫才になっちゃった」と若林。「投資部」という部活の活動を見て若林は「大喜利の解答じゃん。『こんな部活は嫌だ』みたいな(笑)」と言いつつ、「政治部」「起業部」などの実践的な部活一覧に「『起業部』に入ってたかったわ! アメフトなんてやってる場合じゃなかったわ!」。

春日に「若林さんもこっちの学校のほうが向いてたんじゃない?」と言われ「(時間が自由なことに対して)何も言えないわ、4時間目くらいから登校してたもん。でも部活はきっちり出てた」と若林。一方、中・高校6年間皆勤だった春日。学ランのカラーや第一ボタンまで留め、校則も全部守ってたという。若林「俺、テレビでお前が『ヤバい奴』とか言われてると笑いそうになるもん」。

若林が母校の先生のモノマネを実演し、春日が腹を抱えて笑うなど同級生コンビならではのやりとりがとてもよかった。

【関連】千鳥・大悟『華大さんと千鳥くん』で大遅刻、白石麻衣ゲストコーナーに間に合わず


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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