「今年聞いた中で一番怖い話」とマツコが驚いた有吉の「狂気」の習性(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『かりそめ天国』

「ヘトヘトに疲れている時に食べたいものは?」という話題で「深夜だろうがなんだろうがトンカツ食べちゃう。自分で揚げて」と疲れ果てて帰ってきた真夜中でも自分で揚げ物を揚げると答え、「じゃないと俺は気力が持たん! トンカツを食わんと!」と熱を込めて言う有吉に「今年聞いた中で一番怖い話」「ダントツで狂気性を帯びてる」とマツコ。「カットしてあげたら?」と笑うと、有吉「俺っていう人を知ってほしいよ!(笑)」。

一方、マツコはまたも近所のコンビニの外国人店員の気遣いを褒める。「その話何回もしてるよ!」と有吉に指摘されると「ちょっと好きなの、今」と少し照れるマツコ。「惚気けたいの! あたしも恋をするんだって言うのをみんなに惚気けたいの!」。

『ラヴィット!』

スタジオゲストに爆笑問題・田中。『ラヴィット!』は妻・山口もえのマネージャーが大好きで、一番喜んでたと言い、山口もえからも「『ラヴィット!』だからね! 頑張ってよ!」と圧がスゴかったという。オープニングトークのテーマは「GW行ってみたいスポット」。宮下が六本木でやっている「アベンジャーズ展」を紹介すると「近いから」となんと本番中に行ってみる展開に。

田中は「佐々木朗希選手を生で見たい」。これを受け、佐々木が登板するかもしれない5月8日の観戦チケットを賭け、川島が操作する佐々木と田中が操作するジャイアンツ打線で『パワプロ』対決をすることに。3アウトを取られる前に1点とれば田中が勝ちというルール。

『ファミプロ』しかやったことがない田中に対し『パワプロ』に「人生を捧げた時期がある」という川島が有利かと思われたが、1アウトを取られたあと、2番・坂本がセンター前ヒット。続く丸がタイムリー2塁打を打ってあっさり田中の勝利。しかし、田中は4番・岡本の打席もやりたいとゲームをつづけると、なんと初球を捉え2ランホームラン。これに大はしゃぎの田中。

が、チケットをもらう段になって、8日が日曜日で『サンジャポ』と『日曜サンデー』の生放送があることが発覚。「TBSならわかってたよね?」と田中が唖然とするなか、チケットは視聴者プレゼントに。番組のエンディングでそのキーワードを田中が「#宮下おかえり」と設定。宮下が「アベンジャーズ展」から戻ってきたのに誰からもそのことに触れられなかったため。誰よりも田中が『ラヴィット!』に馴染んでいて満喫していた。


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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