『M-1』でオズワルドは優勝できるのか?占い芸人が2022年の行く末を占う(てれびのスキマ)

オズワルド(左:畠中悠 右:伊藤俊介)

テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『マヂカルクリエイターズ』

シーズン2最終回、後半は前回ハネたキック一色。まずはシーズン3があるのかどうかを「ハイテンションタロット占い」で占う。出た結果は「お金次第~」。「節制のカード」だから予算削りめですけど復活はあると。畠中「これ以上予算削れるんですか?」

「『M-1グランプリ2022』でオズワルドは優勝できるか」は「努力次第~」。広島の家からのリモート中継のため子供が見切れたりするのが微笑ましい。

そのあとも「人間磁石」といって体を「えげつない傾斜」にしてスプーンなどを乗せたり、「目隠しをして壁のギリギリで止まる」とかツッコミどころ満載の「サイキック」芸を披露。徹頭徹尾くだらない清々しい最終回だった。野田「マジ、時間のムダでした(笑)」。

カットがかかり、「皆さんたぶんシーズン2の振り込まれたギャラ見てびっくりする。『そんなわけない』って金額が……」とスタッフから声がかかると「ギャラいいです、もうゼロで」と村上。伊藤も「言ってみてもらえません? もういいからって。ギャラゼロで」と「ノーギャラ芸人」宣言。半ば冗談だろうけど、芸人にとってテレビで自分たちがやりたいお笑いをやれる場がどれほど貴重で大事なのか、ということを感じた。

『錦鯉の泳いでいくゼ』

バカのイメージを払拭したい長谷川が、狭いジャンルのクイズなら勝てるのではないかと「エロ歴史クイズ」。まず江戸の性風俗に精通した歴史評論家の永井義男からレクチャーを受ける。結婚していた男性が性交したい女性の順位は「一盗二婢三妾四妓五妻(人妻、部下、愛人、風俗嬢、妻)だったとか、「足くじり」という男性が足の指で女性の性器を愛撫する性技があった(当時は下駄などを日常的に履いていたため足の指が器用な上、女性が着物を着ていたため)とか、歴史的背景も含めたエロ雑学がめちゃくちゃおもしろい。「素股」は江戸時代から「素股」と呼ばれていたそうで「稀有な例」「文化財ですよ!」と熱くなる先生も可笑しい。

長谷川は問題集を予習した上でクイズ王の古川洋平とAV男優で地下クイズ王のしみけんに挑む。「四ツ目屋とはなんのお店のこと?」という問題に「アダルトショップ」と見事正解した上で、なんとその通販カタログを持っているというしみけんが凄まじい。「湯文字」の意味(女性の下着)も正解すると「共演した72歳の女性が言っていた」と圧倒的なエロ知識。その女性の下着について矢継ぎ早に雑学を披露するしみけんに渡辺「止まんね―な!」。

対する古川は、クイズ作家らしくクイズ作家の意図を推測して答えを導き出すも「鋭いですけど我々のスタッフにクイズ作家はおりません!」と渡辺が言うようにクイズのセオリーが通用しない。渡辺「この番組のスタッフは、今日クイズというものを知りました!」。結果、優勝争いは予習した長谷川としみけんの一騎打ちに。古川「こんなに僕が優勝に絡まなかったクイズ番組初めて(笑)」。


明日観たい番組:『徹子の部屋』ゲストに松本潤

『千鳥のクセがスゴいネタGP』(フジ)冬の2時間SP。

『アメトーーク!』(テレ朝)「あの時何してた?芸人年齢トーーク」。

『アウト×デラックス』(フジ)岡本宗史、しゅんしゅんクリニックP、ノイズカレー。

『NEWニューヨーク』(テレ朝)「イケメンセツ」。

『野田レーザーの逆算』(テレ朝)「カレンダー逆算」「サラリーマン川柳逆算」。

『オドぜひ』(日テレ)「名物ぜひらー尻芸の伊倉と同姓同名で困る」「ジャンポケ斉藤に似てしまう女子」。

『櫻井・有吉THE夜会』(TBS)「櫻井翔40歳誕生日パーティー」佐藤隆太、塚本高史、岡田義徳。

『徹子の部屋』(テレ朝)に松本潤。

【関連】清々しいまでに最低で最高の光景を観せてくれた『マヂカルクリエイターズ』最終回


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。