『水ダウ』クロちゃん新居で「潜伏中」ザ・マミィ酒井と起こした奇跡のシンクロ(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。


『水曜日のダウンタウン』

「クロちゃん宅に潜伏中」と題して『逃走中』パロディでクロちゃんの新居に10人の小柄なタレントたちが潜伏。

不用意過ぎるウエスPがわずか15分あまりで「確保」され、状況が把握できないクロちゃんは「終わったの? ネタバラシしてよ」とプチパニック。ふたり目を見つけた時点でほかにもいるとわかり、企画をある程度把握。だが、何人いるかはわからない。キリのいい5人を見つけたところで終わったと判断して捜索を終了してしまう。

その間、すでに確保されたメンバーを「救出」するともらえるボーナスポイント目当てにチャンス大城がザ・マミィ酒井を救出。酒井は一度見た場所は探さないと判断し、同じベッドの下に隠れる。その酒井が出してしまった物音をきっかけに捜索を再開したクロちゃん。

そして10人を見つけた時点で「救出」ルールがあることを知らないクロちゃんは、終わったことを確信しシャワータイムに。ここで酒井が恩を返し大城を救出し、残りふたりに。

大城は押し入れに身を隠すが、「なんか尼崎でいじめられてたとき、思い出すな。なんかこういうところ閉じ込められたりもしたしな。監禁されたこともあったし。人殺しを目の前で見たときも思い出すよな……」と恐ろしい記憶の扉を開けてしまう。

クロちゃんが生配信を始めると「クロちゃん、しゃべるのやめてくれ……気が狂うわ」と限界に達し、「黙れクロちゃん」と声を上げてしまう。その物音に気づくクロちゃん。生配信を観ている人たちも「怖い怖い」「人の声したよね?」「どうした!」とコメントし、心霊現象が起こったみたいになっていたのが可笑しい。

大城の存在で復活した人がいるとわかり、同じ場所をもう一度探すクロちゃんだが、偶然にも酒井が隠れるベッドの下は捜索を漏らし、諦めてベッドで就寝。すると、酒井も寝てしまう。

ベッドの上と下でふたりがイビキをかいて寝ているという奇跡のようなシーン。その酒井のイビキで起きるクロちゃんがおもしろ過ぎる。「もう早く帰って!」と当然のことを言うクロちゃんに酒井は「うるさい!」「寝起きだから機嫌悪いよぉ!」と絵に描いたような逆ギレ。

やっぱりクロちゃんは想像をいつも超えてくるし、それに酒井の想定以上のひどさが加わると奇跡的な化学反応が起こる。

『あちこちオードリー』

ゲストはポジティブモンスターのアンミカとフワちゃん。もはや春日とフワちゃんはコンビのよう。「春日が明るくなったのって、クミさんもあるけど、フワちゃんもあるだろう?」と若林。まさにそれはファンから見ても思っていたことだが、春日も「それはある! 多いにあるね!」と同意。若林「中学からの付き合いだけど一番今が明るい」。

一方で若林は司会をこなしていて「めちゃくちゃ疲れる」といい「芸能界ってあの世だと思ってる」「3人共あの世の人たち」「天からの遣いで芸能界って盛り上がってるから、俺は三途の川の渡し舟の先導」と自分と天性のタレント性を持つ3人との違いをたとえながら説明する。このあたりの意識の違いはとても興味深い。

いつもどおりポジティブ過ぎる発言を繰り返すアンミカにツッコミを入れる若林。そのツッコミからアンミカを守ろうとフォローするフワちゃん、笑う春日という構造がおもしろい。

アンミカに嫌いな人・苦手な人はいるのかを尋ねると、その対処法を「笑顔でムーンウォーク」とまた独特な語彙で説明する。背中を向けて走って逃げてしまうと、「待てー!」と追いかけられるか、「あの子逃げたのよ!」と言われてしまう。

だから「だから笑ったままちょっとずつ視界から遠ざかって、曲がり角で見えなくなったくらいでスゴい走る」のだと。すなわち「笑顔でムーンウォーク、曲がったら猛ダッシュ」。本当に表現がいちいちおもしろい。

トーク終了後「楽しみだなあ、これから3人がどうなっていくか」と呟く若林。あくまで自分は入っておらず「3人」と言ったのが印象的だった。


『華大さんと千鳥くん』

簡単な課題を6人全員成功させると100万円獲得の「プレッシャーバトン」にフワちゃんと春日がゲスト。「けんけんぱ」「ろうそく着火」「スマホ早調べ」に挑戦していくが、いずれも失敗。いつの間にか春日は最後に挑戦するという流れになり、どのゲームも春日まで回ってこないまま終わり「春日動かず」状態に。

最後のゲームは「壁当てスーパーボールキャッチ」。ついに5人が成功し「来たぞ、春日!」と春日の番に。「春日、出陣!」とポーズを決めながらゆっくり前に出る春日。

「失敗のほうがオモロイとかなんもないで」と声が飛ぶと「芸歴も20年超えてるんでわかります。失敗はいらない」と春日。進行のアナウンサーから「ドロップアウトも可能」だと言われ、「バカなこと聞いてんじゃねえ! 今から勝負する男に対して!」と声を荒らげ、自信があるかを問われると「くだらんこと聞くな! ないわけないだろうが!」と『M-1』のときを彷彿とする答え。

そして見事成功。春日はいつだって勝負強いが、特に賞金がかかったときの強さは異常。全員で「カスカスダンス」を踊るバカバカしくも幸福な光景。

明日観たい番組:『ザ・ベストワン』3時間SPなど

『かりそめ天国』(テレ朝)「マツコ苦悩…あんかけ料理の液状化vs最新科学捜査」。

『ザ・ベストワン』(TBS)3時間SP。

『酒のツマミになる話』(フジ)千鳥、フットボールアワー、伊藤沙莉、斉藤慎二、酒井美紀、下野紘、武田真治、田村淳、槙野智章、松尾駿。

『脱力タイムズ』(フジ)アンタッチャブル柴田&一ノ瀬颯。

『タモリ倶楽部』(テレ朝)「ブリゲーム」。

『ジロジロ有吉』(TBS)「元自衛官・やす子…早撃ちに挑戦」。

『A-Studio+』(TBS)に、佐藤二朗。

堤真一・主演『妻、小学生になる。』(TBS)開始。

関連】無人島でクロちゃんが「ドラゴンボール」を7つ集めるも、松本人志「感動はまったくない」


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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