オードリー若林、武道館の“魔力”を語る「生気を吸い取られた」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『あちこちオードリー』

ゲストはキングコング。西野の言動に半笑いで「スケールがNISHINO」「プペルはアニメに見えなかった。ずっとNISHINOに見えた」「プペってんなあって」とイジる若林がおもしろい。『プペル』が歌舞伎化されると聞くと春日までもが「『よっ!プペり屋!』みたいな」と笑う。それに対する西野の受け身はさすがだなと思う。

北陽のことを「普通の女です」などと言うふたりに対しては若林「今のテレビのこと知らない。テレビ出ろよ。チューニングが合ってねぇんだよ!『女』って言うな!」。

日本武道館のライブについての話は興味深かった。「終わったあと、生気を吸い取られたような。ほかと違いました、やっぱり。ダウンを何枚も着てるのに寒くなっちゃって。おはぎ8個食べたらようやく熱が戻ってきた」と若林。

「お客さんもエネルギーがあるんだよ。武道館円形だからそれを円の中心で受けるってなんか持ってかれました」と武道館の“魔力”を語ると、西野「ザコキャラ過ぎないですか? どうしたんですよ、スターですよ!(笑)」。

『家、ついて行ってイイですか?』

錦鯉・渡辺隆の父に密着した回の再放送のあと、こちらも以前放送した空気階段・鈴木もぐらの回を放送。2021年の『キングオブコント』『M-1』王者どちらもを優勝する前に取り上げている番組の強さを感じる。

もぐらを取材したのは2016年10月27日。着ている服もタブレットも住んでいる部屋も「おごってもらっている」状態で、先輩芸人・かわの傘いらない。の部屋に居候している。

このころは、借金500万で、1万7千円の家賃を5カ月滞納して追い出されたばかりだという。デリヘル時代の先輩からの「負けたときこそ風俗いかねーとダメだ。人間の力を借りないと流れって変わらない」という言葉を実践してたら借金500万円までいってしまったと。

一緒に飲んでもぐらのクズっぷりを解説していたのはこちらもまだブレイク前(『ざっくりハイタッチ』でケンカ芸はすでに披露していた時期)の鬼越トマホーク・坂井。

この放送をどのように観ていたかなと思ってツイッターを検索したらやっぱり観ていた。

取材から1年近く経って深夜版で放送したんだ、と。ここで引用した「まだ勝負の途中じゃないですか? 負け切ってない」というもぐらの言葉どおり、このとき「ラジオでレギュラー持ちたい」という夢を語っていたもぐらは、取材の5カ月後『空気階段の踊り場』でそれを叶え、さらに5年後、『キングオブコント』で大勝利を掴む。夢を叶える前夜の姿が活写されたこの番組の映像は本当に貴重だなあと改めて思った。

現在の追加取材。高円寺で坂井と一緒に飲んでいるもぐら。2022年の抱負を「珍出鬼没」と書き初め。太って自分で自分のちんちんが見れないといい「2022年のうちには絶対見てやる」としょうもない抱負。坂井「お前、金持ったな。目標・ダイエットってセレブと一緒だからな(笑)」。


明日観たい番組:『芸人シンパイニュース』で錦鯉&オズワルドに密着など

『かりそめ天国』(テレ朝)2時間SP。「後藤ファミリーが有吉の故郷・広島ツアー」「もう中学生がスター企業へ潜入」。

『芸人シンパイニュース』(テレ朝)「芸人的ビフォーアフターSP」錦鯉&オズワルドにも密着。

『脱力タイムズ』(フジ)ダイアン津田&白石麻衣。

『タモリ倶楽部』(テレ朝)「今年こそ円が描ける大人になろう!フリーハンドで円を綺麗に描く集中講義」。

『人志松本の酒のツマミになる話』(フジ)伊藤沙莉、下野紘、武田真治、松尾駿。

『徹子の部屋』(テレ朝)&『A-Studio+』(TBS)に、満島ひかり。

『ドキュメント72時間』(NHK)「ゆめまぼろしのテーマパークへようこそ」。

岡田惠和・脚本『優しい音楽』(テレ東)主演・土屋太鳳 。

安田顕・主演『しもべえ』(NHK)開始。

玉城ティナ・主演『鉄オタ道子、2万キロ』(テレ東)開始。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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