BE:FIRSTがMV撮影現場で明かす「Gifted.」に込められたメッセージ【『BE:FIRST Gifted Days』レポート#2】


「才能を磨ける場所さえあれば誰でも輝ける」

デビューを直前に控えた彼らは、このとき何を感じていたのか。「Gifted.」の印象やMVの見どころが語られた。

──「Gifted.」はどのような曲ですか?

RYUHEI 少し遠回しで僕らを表現した曲。今までの曲は「これ、僕らじゃん」と思う直接的な表現が多かったけど、今回は“Gifted=ただ才能を持っているだけ”というニュアンスが込められているように感じました。今までとガラッと変わった曲調が僕の好きなところなので、ぜひ注目して聴いてほしいです。僕らには「かつてなかったようなカルチャーを作る」という目標があるんですけど、こういうすごいスタジオでめちゃめちゃかっこいい曲を踊れたのは、BE:FIRSTにとっては単なる一歩目ではなくて、偉大なる一歩になるかなって思います。

SOTA “Gifted=授かった才能”ということで、今まで超えてきた合宿などを自信や勇気に変えてパフォーマンスをするような楽曲だと思います。「Be Free」「Move On」「Shining One」からの「Gifted.」で「BMSG」が完成したことは、僕らにとって『THE FIRST』から走り始めた物語がひとつの終着点を迎えたイメージ。ルーツやカルチャーを作る一歩目として、「Gifted.」は本当にふさわしい曲調や歌詞、音楽になっていると思います。

LEO あまり日本のボーイズグループでは見たことがないような、本当にBE:FIRSTらしい曲になっていると思う。僕らにしか表現できない曲になっているので、新たな音楽に触れるような気持ちで観ていただくのがいいのかもしれないです。

SHUNTO “僕たちは才能を持っている”を意味する<We just gifted>という歌詞があり、一聴するとすごく主張の強い曲にも思えるんですけど、<We all gifted(誰しも才能を持っている)>という言葉も出てくるので、僕は『THE FIRST』のことも含まれていると思っています。「才能を磨ける場所さえあれば誰でも輝ける」ということを7人で体現することによって、強いメッセージ性を持って届けられる曲なんじゃないかな。

MANATO これからステージを重ねていく僕たちBE:FIRSTにとって、初心に戻れる故郷のような曲。“才能を殺さない”と『THE FIRST』のキャッチコピーにもあるように、それぞれが持っている才能を輝かせていくという意志がすごく表れていると思います。歌詞に<We all gifted>とあるように、僕たちだけじゃなく聴いている皆さんもオンリーワンの個性や才能があると勇気づけられる部分があると思います。

RYOKI 中毒性があるんですよね。1回聴いたら、サビじゃないメロディラインとかも勝手に口ずさんじゃうし。練習している段階で「想像していたデビュー曲と違うな」というのはありましたけど、曲の中毒性に気づいてからすごくしっくりくるようになりました。聴いてくださる方も、何回も聴いてくれるんじゃないかなと安心しています。

JUNON デビューへ向けた決意表明のような曲だと思います。“誰でも何かしらの才能を持っている”というコンセプトがあると思うんですけど、その中でも僕たちだからこそできる音楽があると伝えたい。まず口に出さないと、世界へ行くのは無理だと思うので。自分が歌っているから感情がこもっているというのもあるけど、いい歌詞がいっぱいあるのでよく聴いてほしいです。

──「Gifted.」MVの見どころはどこですか?

SOTA 自分たちの内側で感情を投げ合っているようなパフォーマンスや楽曲なんですけど、しっかりと外に跳ね返って伝わるような不思議な曲になっていると思います。聴いてくださる方やパフォーマンスを観てくださる方を、吸い込まれるような気持ちにさせたいです。

LEO 自分が歌っている<どこを探したって僕ら以上はもうあり得ないでしょう?>って歌詞は、BE:FIRSTを言語化している歌詞になっていると思います。けっこう強い歌詞なんですけど、僕らは常に「唯一無二のグループになりたい」と言っていますし、BE:FIRSTがひとつのジャンルになっていたらいいなって、本当に思っているので。

SHUNTO サビの<I wanna rock right now>のところ。作品中に2回出てくるんですけど、繰り返されることによって強調されるし、インパクトに残るんじゃないかなって思います。

RYOKI 「才能を持っているんだぜ」っていう、一人ひとりのソロカットや表情を楽しんでもらえたらいいんじゃないかな。

BE:FIRST / Gifted. -Music Video-

受け継いでいく勇気を示す『THE FIRST FINAL』

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