『M-1 2020』のマヂラブを観た今田耕司「あんな笑っちゃいかんなって反省した」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

【関連】『M-1』から2カ月、マヂカルラブリー<痛烈な批判>に対しての本音


『お宝映像で振り返るM-1ランキング』

いよいよ決勝まで1週間と迫った『M-1グランプリ2021』の事前番組。「今田耕司が仕事を忘れるほど笑ってしまった漫才師3選」の1組目は2019年のミルクボーイ『コーンフレーク』。「一緒に旅行行ったりご飯食べたり仲よかったんで、前説やってもらったりしてたけど、『M-1』で会うなんて夢にも思ってなかった。こんなおもしろいネタを作れる子たちやったんやって」と。2組目は「大爆発まで時間がかかった。なかなか会場が盛り上がらない。お客さんもめちゃくちゃ笑いたがってるフラストレーションが充満してる」なかに登場した2009年の笑い飯『鳥人』。「全部ひっくり返してしまうほどのパワーがありましたね」と今田は言う。そして最後は2020年のマヂカルラブリー『吊り革』。今田「死ぬか思うほど笑った。家でテレビ観てるみたいな。あとで反省しました。あんな笑っちゃいかんなって」。

このときのことを村上が「ネタが終わってセット裏を歩いてるとき、『うー』みたいな今田さんの声が聞こえたんですよ。だから、あぁウケたんだろうなって安心しました」と回想。

「人生変わったランキング」は『M-1』の年→翌年の関東キー局オンエアの番組出演本数の比較でランキング。5位はメイプル超合金で15本→295本(19.67倍)、4位・銀シャリは9本→186本(20.67倍)、3位・ぺこぱは12本→309本(25.75倍)、2位・カミナリは5本→235本(47倍)、そして1位はミルクボーイ。翌年、154本に出演したが、その年の出演本数が『M-1』を除くと0本のため計測不能という結果に。

『有吉ぃぃeeeee!』

今回プレイしたのは、クルーに混じったインポスター(裏切り者)を見破る「人狼」系ゲームの『Among Us』。人狼系のゲームは「あんまりやったことないですね。まあ人生が人狼みたいなもんですからね」と有吉。ゲームの性質上、ゲーム中の会話は一切禁止ということで、あまりテレビ向きではないのかなと思いきや、インポスターが音もなくクルーたちを殺していく様子が布川が「10時台に放送されていいやつですかね?」とおののくほど怖くて緊張感がある。「緊急会議」ボタンを誰かが押すと「議論フェーズ」になり一時的に会話が許され、インポスターだと思う人に投票し追放者を決めるのだが、その会話で追い詰められたり追い詰めたりするのもおもしろく、とてもこの番組向き。またやってほしいゲーム。


『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!』

先週に引きつづき、「スマホなしで待ち合わせ」。この企画で毎回なかなか合流できない「問題児」田中は今回も問題児っぷりをいかんなく発揮。みんながイメージするところに合わせて行かなければならないのに、先週の前編でも「でっかい歩道橋」というお題で、移動中に上野の歩道橋の実際の大きさを見てそこに止まってしまうという問題児たるゆえんを見せた田中。

次のお題は「富士そば」。首都圏に117店舗もあるため難題だが、田中以外は渋谷周辺にいるため、すでに合流済みの松本・遠藤組は「浜田と方正のことを考え」恵比寿に向かう。方正も同じ思考で同じ店に。一方、問題の田中はおぼろげな記憶を辿り、日テレ近くの番町・日本テレビ通りに。だが「富士そばだったのか定かではない」と言う。そして、実際に目の前に現れたのは「ゆで太郎」。「やってもうた……」とうなだれる田中。企画趣旨すら崩壊することに。電話で「ゆで太郎に来てしまった……」と報告する田中とそれに唖然とする4人がやたらおもしろい。松本「ホンマ、すごいよな。生涯忘れへんわ(笑)」。

明日観たい番組:ドラマ『居酒屋新幹線』放送開始

『ロンドンハーツ』(テレ朝)3時間SP。「男芸人スポーツテスト」「奇跡の1枚」。

『マツコの知らない世界』(TBS)「バタートーストの世界」、「粘土の世界」片桐仁。

『華大さんと千鳥くん』(フジ)「芸人カードバトル」。

『ホリケンのみんなともだち』(テレ朝)「乃木坂46・賀喜ちゃんに謝りたい!!~仲直りデート2〜」。

『ぼる塾のいいじゃないキッチン』(テレ朝)「歯磨き粉を味で選んでもいいじゃない!」。

『ハネノバス』(日テレ)最終回。「草薙の旅」第3夜。

『徹子の部屋』(テレ朝)にはなわ夫妻。

眞島秀和・主演『居酒屋新幹線』(TBS)開始。


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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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