第一線で活躍するアーティストが、思い入れのある楽曲を紹介する連載企画『アオハルアルバム』。
第5回は、12月15日(水)にニューアルバム『A GREAT FOOL』をリリースするNovel Coreが登場。今回、1stアルバムをリリースするNovel Coreに「影響を受けたHip-Hop」を紹介してもらう。
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目次
Where Is The Love?/The Black Eyed Peas
高校1年生、ちょうど僕がHip-Hopと出会った時期に、同じクラスの女の子から教えてもらった一曲です。
キャッチーかつタイトなラップで、差別や争いに対する具体的で強いメッセージを示していて、音楽が持っている “発言力”を信じるきっかけになりました。

i/Kendrick Lamar
世間に対して底知れない不信感を抱いた時期に、よく聴いていました。周囲に流されず、自分を愛することの大切さを教わった一曲です。
Go For Broke/Machine Gun Kelly feat. James Arthur
『bloom』というアルバム以降のMGKのスタイルからは、音楽でもファッションでも多大な影響を受けました。これは彼の曲で一番好きな曲!


何ひとつうしなわず/BRON-K
ラップを始めたころから大好きなBRON-Kさん。
日本語で、口語的なリリックがここまでなじむラッパーはほかにいないなと。めっちゃかっこいい。
『A GREAT FOOL』より「THANKS, ALL MY TEARS」

このアルバムを通してはもちろん、今まで制作してきたすべての楽曲の中で、今のところ一番気に入っている曲です。
もしも自分が音楽を辞めてこの業界をリタイアしたら、もしくは自分がこの人生を今日終えてしまったら、僕のまわりの世界はどうなるんだろうと。そんなネガティブな想像が頭をよぎってしまった夜に、その夜を乗り越えた未来の自分に向けて書いた曲です。
「この人生は映画だ。不安も、挫折も、絶望も、ラストシーンをより感動的に、華やかにするために必要な1シーンに過ぎない。」と思えれば、きっとどんな壁にぶつかっても、明日に希望を捨てず、生きていけるから。 今を生きるすべての人に届けたい一曲です。
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