「できるようになる」と決める信念の強さ
11位という大幅順位アップで3次審査を通過し、15人で挑んだ合宿審査へと駒を進めたJUNON。3次審査から合宿までの期間は、自ら調べて歌やダンスの練習に励んでいたという。合宿1次審査の“クリエイティブ審査”ではチームワークで苦戦したものの、努力が実ってメキメキと実力を上げていった。
──クリエイティブ審査の制作中に「未経験っていっても家で歌っています」と言っていたのは、どのような真意があったのでしょうか?
JUNON プロの人に教わったことはないけど、プロに教わってる人よりも「家で絶対歌ってるよ」って言いたかったんです。父親が元バンドマンだったり、妹が僕よりも早く「れみふぁ♯」って名前でシンガーソングライターとしてデビューしていたり、うちは音楽一家。家にいたら音楽が鳴ってないことがないくらいの環境だったので。JUNON=樹音って名前にも“音”がつくし、妹の「れみふぁ」も「ドレミファソラシド」の「れみふぁ」。音楽一家になるのをわかっていて、親はその名前をつけていると思います。
──クリエイティブ審査では、ダンスに苦戦していましたね。
JUNON 焦っていたのはもちろんだけど、それよりも「やるしかない」という気持ちが強かったです。自分ではコレオグラフ(振り付け)ができないから任せるしかないし、作ってもらったものをギリギリでやるしかない。振りが決まるまでは、ずっとダンスの基礎練習をしてスキルアップを考えていました。
RANに「ダンスを教えてほしい」と頼んだら付き合ってくれて。ライバルであり、仲間というか。みんなで教え合うことが相乗効果になって、今につながるくらいレベルアップできたんじゃないかなって思います。
ずっと憧れていたSKY-HIと同じステージに
どんなときも腐らず逃げず、目を逸らさない。愚直に自分と向き合ってきたJUNONは、擬似プロ審査の「Be Free」で覚醒した。レコーディング以上のパフォーマンスを叩き出し、ゲストで来ていたSKY-HIの盟友ちゃんみなからも「余裕を感じさせるような歌で頼もしかった」と絶賛された。つづく“VSプロアーティスト審査”では、楽曲の印象を大きく左右する締めを担当。ボーカリストとして、圧倒的な信頼を着々と勝ち得ていった。
──「Be Free」チームとして臨んだパフォーマンス審査はいかがでしたか?
JUNON 最初に振りを入れてもらったとき、できない動きが多くて不可能な気がしました。1日で自分の中に入る振りの量も少なかったし、「どれくらい時間がかかるんだろう……」って思うくらい難しくて。でもパフォーマンス本番は、すごく気持ちよかったです。改めて見返すと、全然ダメですけどね(笑)。
──VSプロアーティスト審査はいかがでしたか?
JUNON 扉の奥から誰が来るのかと思っていたので、対戦相手がSKY-HIさんだと知り、鳥肌が立ちました。今まで自分たちを評価してくれた人と戦うってことが想像つかなかったし、勝ち負けをどうやってつけるのか、気になりましたね。審査後にSKY-HIさんと一緒にパフォーマンスできたのが、すごく楽しくて。憧れの人と同じステージに立ってると思ったらうれしくて、途中で振りが飛んでしまったのは少し恥ずかしいです。
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