年齢を超越したVTuber
ホロライブの異世界ハーフエルフのアキ・ローゼンタールは見た目10代の少女だ。しかし実際の年齢は200歳越え。一般的な人間の常識をさっくり超えている。こういう「人間ではない存在」の年齢プロフィールがVTuberでは成立させやすい。
ホロライブはこのスタイルが比較的多い。ネクロマンサーの潤羽るしあは1600歳越え(元のプロフィールは16歳だったが2020年4月に変更)、鬼の百鬼あやめは1500歳越え。こうなると年齢に触れること自体の意味が薄れていく。
おもしろいのはさくらみこの年齢。彼女は1年経つごとに0.1歳加算される形式を取っており、「19歳じゃなくて18.1歳」と時間のルールを独自に作っている。
また兎田ぺこらは自身の故郷「ぺこらんど」の年齢にして「111歳」だった。とはいっても人間歴の「百十一歳」ではないらしい。「ぺこらんど」では年齢末尾に1を足していくそうで、「1111歳」「11111歳」となっている。この独特な彼女のトークのノリ自体が、一番のエンタメになっている。
超越型の利点は、年齢制限にとらわれないことだ。見た目が子供だと、R18コンテンツやお酒・タバコ・ギャンブル等でNGが出てしまう。察し慣れているVTuberファンならツッコむ人はほぼいないが、状況によっては深夜帯の仕事などが難しくなりかねない。
しかし年齢が飛び抜けていれば、あるいは種族違いなどであれば、ここがあっさりクリアできる。先程もあげたようなホロライブの面々は、見るからに幼くても年齢が高いので、飲酒が可能だ。兎田ぺこらは梅酒を愛していることもあり、公式で兎田ぺこらのコラボ梅酒が販売されている。
かなり特別な例として、にじさんじのベルモンド・バンデラスはビッグバン以降の生まれ、という数えようのない年齢になっている。これは夢を見るものが生まれた時からいる夢の中にいるというプロフィールゆえのもの。夢なので性別も自在に変化できるそうだ。
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