「安達祐実という存在は狂気を帯びている」と評するマツコ。安達「見せられないものはない」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『マツコ会議』

マツコをして「浅草が生んだ奇跡」と言わしめる安達祐実がゲスト。「美魔女とは別。天使」と表現する20代女性の街頭インタビューに「美魔女でないことに気づいたのは鋭い。正解です。おっしゃるとおり。だからといって天使ではないです。『美魔女』じゃなくてただの『魔女』」とマツコ。「安達祐実という存在は狂気を帯びている」。

安達は「清純さというのは私にはないと思う」と自己分析。「そこじゃなくていろんなことを経験してきて、すべてを世間の皆さんが見てきて、人生全体っていうか強く生きてる感じに共感してくれてるのかな」と。

これに対しマツコは「いろんな経験をしてきてもなぜか残るこのケレンというか、少女的なところだったりっていうのが、いい意味で気持ち悪いんだと思う。世の中の人が引っかかるっていうのは、違和感だから。なんかしらの気持ち悪さ、不快さ、違和感みたいなものに引っかかるわけだから。それが出せてんだと思うんだよね」と語る。キレイなだけの人や違和感だけの人とは違うのだと。

最初の出産のあと、仕事復帰したが思ったように仕事が来なかった安達は、事務所の人と会議をして「私に持ってくれてるイメージと今の私は全然違うので、皆さんの中の安達祐実を捨てて、今の私をちゃんと見て、これからどうしていったらいいか考えましょう」と話し合ったのだそう。その結果、それまでのこだわりを捨てて、仕事の選び方も変わったという。

映画『花宵道中』に出演してヌードになったのもその一環。「起爆剤」になることをしようと思い、「みんなから拒否反応が出るようなことをやらないと」と考えていたと明かす。「1から100まで見せるっていうことはちょっと違うかなと思ってはいるんですけど、でも、見せられないものはないなっていう気持ち」だと。

マツコが一貫して安達祐実の狂気性を絶賛し、それに応じて安達祐実が自らの考えをさらけ出しているいい対話だった。

『激レアさん』

客員研究員(ゲスト)にCreepy Nuts。オリンピック閉会式に登場したDJ松永。2、3カ月前に話があったそう。「数日前にヤマメ釣りに誘った自分が恥ずかしかった」と若林。R-指定は、松永が「選手の人も報われてほしい」といった「松永が言わなそう」なことを言っていたと明かす。「そんな真っ当なこと言うはずない」と同調する若林に、松永「当事者だから!」。

激レアさんは「厳格な家庭で育ったエリートアナウンサーだったのに、仕事も恋も全てを捨てて柿ピーのことだけを考えている人」として、元NHKアナウンサーの中倉隆道。「柿ピーってそこまで魅力なくないですか? 片手間に食うもんじゃない?」などと、うるさいくらいツッコミを入れる松永。それにつられてか、あるいは相手がプロの出役だから遠慮しなかったのか、若林も普段よりツッコミ強め。

以前付き合っていた彼女に「柿ピー好きを隠してポテトチップス派」だと言っていたというエピソードには、恋愛経験がないはずなのに「柿ピー好きな自分を好きになってもらってないってことは、自分を好きってわからなくないですか?」と語る松永に、「誰が恋愛語ってんだよ!」と若林。なおも「それ付き合ってないですよ」と中倉に議論をふっかける松永に、若林「“レベルが低い『グータンヌーボ』”いらない(笑)」。

NHK時代、柿ピーの企画を出すが通らない。が、ポテトチップスの企画は通るというエピソードにR-指定が「彼女にしたことが返ってきてる」と指摘すると、若林「変な『日本昔ばなし』(笑)」。仲良し3人組の息の合った軽快なやりとりがとてもおもしろかった。


明日観たい番組:『日テレお笑いの祭典ネタフェス』3時間スペシャル

『日テレ系お笑いの祭典 NETA FES JAPAN』(日テレ)3時間スペシャル。

『水曜日のダウンタウン』(TBS)。

『お笑い実力刃』(テレ朝)に、陣内智則。

『あちこちオードリー』(テレ東)ベッキー&朝日奈央。

『それって!?実際どうなの課』(日テレ)「すっぱい食べ物vs春日」。

『お願い!ランキング』(テレ朝)「太田伯山ウイカのはなつまみ」にダイアン。

『まんが未知』(テレ朝)トム・ブラウン×長田悠幸。

『キョコロヒー』(テレ朝)。


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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