1カ月に及んだ合宿、最後の結果発表
いよいよ迎えた、合宿最終審査の結果発表。順位発表へ移る前にSKY-HIは、「前回の擬似プロ審査のテンと同じく、最下位の人が脱落するということではまったくない」と前置きをした。SKY-HIにはBMSGの代表として、新しく誕生するグループのプロデューサーとして、その最終的な姿を明確化していく義務がある。たとえ魅力的な才能であっても、パフォーマンスが素晴らしかったとしても、2021年にデビューするグループの一員にできないと思ったメンバーを選ぶことはできないのだ。
1位に輝いたのは、合宿前の3次審査でも1位になっていた14歳のリュウヘイだ。「この合宿を経て、もともと高いクリエイティビティやクオリティ、アーティシズムが、さらにひと回りもふた回りも大きくなった」と大絶賛したSKY-HI。
この結果を受けてリュウヘイは、「合宿では順位を落としてしまって気後れすることもあったけど、だからこそ自分の中で成長する機会をちゃんと見つけられた。自立することも大事だけど、メンバーに甘えて自分を磨くことも合宿で身につけることができた」と今の気持ちを言葉にした。
2位のシュントには、「やはり天才的な素質がある。パフォーマンスや歌声、絶妙に崩されたリズムやフロウも絶妙にシュントに合っていて、何を歌わせてもシュントになる」と賛辞が贈られた。
さらに3位のソウタは、クリエイティビティが評価される一方で「まだラップが圧倒的な信頼感を置けるレベルに達していないので、自分の声を見つけましょう」と激励された。
以降の順位は、4位ショウタ、5位リョウキ、6位ラン、7位レオ、8位マナト、9位レイ、10位ジュノンと発表された。
その時点で、合宿最終審査で脱落するのがルイに決まった。
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