「実はモンスターはこっち」タカトシにサイコパス扱いされる空気階段・水川かたまり(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『ジンギス談!』

ゲストは先週に引きつづき、空気階段。もぐらは「寺へ行くならパチンコ屋に行け」と主張する。パチンコ屋は理不尽な場所。精神修行をするなら寺よりパチンコ店だと言うもぐら「寺で瞑想とかするんじゃなくて、パチンコ屋さんで、どんな理不尽なことがあっても平静を保って打てるっていう。その心をパチンコ屋さんで鍛えることができる」。

かたまりは恋愛遍歴を明かされる。「もぐらに隠れてるけど、実はモンスターはこっち」というのがタカトシの共通認識。「ヤダなぁ~これテレビでやるの!」など情緒が不安定になり、突然大きな声を出すかたまりに、「パチンコに行ってない人間はこういうふうになる」ともぐら。トシ「極端なんだよ、お前らは!」。さらに詳しく恋愛の話をされると、「イー!」となって奇声を発するかたまり。トシ「ヤベー空気はビンビン感じてたけど、やっぱヤベーじゃねえか!」。

かたまりのエピソードとしておなじみである、大学入学早々、慶應ボーイに「(語尾に『じゃが』がつく岡山弁について)じゃがいも星人」とバカにされて引きこもり、そこから芸人になったという話で、ある意味“恩人”だからお礼を言おうという話になり、「中川くん、観てる~?」と狂気の笑顔を振りまくかたまり。タカ「殺しに行く感じじゃん(笑)」。終始、かたまりがサイコパス扱いだったのが可笑しい。

『お笑い実力刃』

ゲストはジャルジャル。ネタはふたりだけにならないと作れないそうで、台本などは書かず、ふたりで実際にやってみながら作っていくのだとか。

「昔はキャラコントをやらなかったのに今はやっている。キャラコントを始めた理由は?」という質問には、「キャラコントの旨味を知ったから」と後藤。福徳は「確かにデビューして5年くらいはキャラコントを認めてなかったところがある」と明かし、「やってみたら楽しくてオモロかった」と言う。同様にゲストなどを加えたコラボは絶対にやらなかったが、「今はめちゃくちゃ楽しい」と考え方が柔軟になっていることを窺わせる。

一方、単独ライブでは幕間VTRを使わなくなったというストイックなこだわりも。その理由を福徳は、「あるとき、あ客さんは生のジャルジャルを観に来て、それにお金を払ってくれてるからちょっとズルいんちゃうか」と思い至ったと語る。1分いくらか考え、VTRが15分あったら「ぼったくり」だと。普通に幕間VTRを使うサンドウィッチマン伊達「やめてこの話(笑)!」。


『ジロジロ有吉』

『有吉ジャポン』時代、何度となく登場していた「ひげガール」米山ババ子の追悼企画。ひげガールのトップキャストのベルは、「こんなに早く逝くなんてバカヤロウ」と自分の決めゼリフにもなっている「バカヤロウ」という言葉を贈る。

同世代のベギラマ!U子は、「ババちゃんとは年齢がほぼ一緒ですから、もういないと思うと寂しい」「オリンピックはふたりで観たかった」としんみりと語る。

かつて一級建築士で妻子もいたが離婚し、ひげガールへという経歴を改めて紹介。ひげガールでは米山ババ子の等身大銅像を制作中だそう。『有吉ジャポン』では定期的にひげガールのことを放送していたけど、『ジロジロ有吉』になってやらなくなったのでよけい寂しい。この追悼企画を機に、また継続してやってほしい。

明日観たい番組:『有吉の壁』で「真夏の壁芸人グランプリ2021」

『有吉の壁』(日テレ)、「真夏の壁芸人グランプリ2021」。

『あちこちオードリー』(テレ東)、麒麟・川島&陣内智則。

『お笑い実力刃』(テレ朝)に、なすなかにし、プラス・マイナス、Aマッソ、オズワルド、ラニーノーズ。

『それって!?実際どうなの課』(日テレ)、「森川葵がペン回しで大技に挑戦」。

『まんが未知』(テレ朝)、ヒコロヒー×トミムラコタ。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2021年のテレビ鑑賞記録。

    #【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ) の記事一覧


てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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