抜群によかった声の相性
「Move On」チームのボーカルレッスンも、豊かな表情力を鍛えることからスタート。シュントとランがSKY-HIとにらみ合う場面では、りょんりょん先生こと佐藤涼子が「チューしちゃう!」と声をかけた。顔が触れ合うほどの距離にSKY-HIの顔が迫ると、ボーイズたちは思わず吹き出していた。
4日目には、いよいよレコーディング本番へと突入。Low成分の効いたリュウヘイの声と伸びやかかつパワフルなリョウキの声は相性がよく、SKY-HIも革命的に相性がいいと絶賛する一幕もあった。
さらに、擬似プロ審査のスタート時からラップに苦戦していたテンに対しては、SKY-HIが丁寧にアドバイスを重ねていく。ほかのメンバーの3倍近い時間をかけてレコーディングして、終了後には「時間を忘れて夢中になっていたんですけど、神経をすみずみまで使ってやってる感じだったんで、疲れちゃいました」と本音がこぼれた。
また、クリエイティブへのこだわりが強過ぎるあまり、チームBではうまくコミュニケーションを取ることができなかったラン・リョウキ・リュウヘイの3人。しかし、その関係性は「Move On」の練習が進むにつれ、大きく改善されていった。
リョウキに振り付けを教えるリュウヘイ、リュウヘイとじゃれ合うリョウキ、チームの真ん中として柔軟な対応をするラン。今の3人は、プロとして責任を持ち、同じ目標へ向かって走れるようになっていた。
デビュー前とは思えないハイクオリティなパフォーマンス
そして迎えた審査当日。先に行われた「Be Free」のパフォーマンスを観て、自身を奮い立たせた面々がステージへと向かう。
圧倒的なセンター感でリョウキが引き込むと、リュウヘイがボーカルで一気に世界観を提示。ランがクリアな歌声で高音を響かせるころには、彼らがデビュー前であることなんて、すっかり記憶の片隅に追いやられていた。
決死のラップをテンが投下し、“Get a”の1フレーズでシュントがすべてをさらっていく。ショウタもボーカルとダンスを器用にこなし、表現力の高さを誇示した。高難易度のコレオグラフを魅せつけながら、6人が柔軟に展開するボーカルワークは努力の賜物と言って間違いない。
パフォーマンス後の講評では、「あのクオリティで『Move On』をパフォーマンスしてくれたことは、自分にとっても誇りだし、心から感謝しています。ちょっと怖いなと思いながら進んでいたことは、間違いではなかったと思えた」とSKY-HIは語っていた。ゲストとして見学したSKY-HIの盟友・ちゃんみなも「ひとつも油断を見せないようなパフォーマンスに、本当に息を飲んだ。素晴らしかった」と感動を言葉にした。
次回、合宿所を去るのは誰になるのか…!?
7月9日に放送される#15では、擬似プロ審査の順位発表が行われる予定だ。ここで合宿所を去ることになるのは、ただひとり。引きつづき、目が離せない。
【『THE FIRST -BMSG Audition 2021-』#15放送&配信予定】
■2021年7月9日(金)朝8:00~『スッキリ』(毎週月~金曜朝8:00~10:25、日本テレビ系)
番組URL:https://www.ntv.co.jp/sukkiri/
※放送日時変更の可能性あり
■7月9日(金)20:00~『Hulu』
番組URL:https://www.hulu.jp/the-first-bmsg-audition-2021
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