山田孝之の独壇場と化した「イケメンタル」、女性陣の防御力の高さに驚愕した「女子メンタル」(てれびのスキマ)


テレビっ子のライター“てれびのスキマ”が、昨日観た番組を記録する連載「きのうのテレビ」。2020年から毎日欠かさず更新中。

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『まっちゃんねる』

2回目となる「女子メンタル」。前半から存在感を示したのは浜口京子。野呂佳代がライガーのコスチュームで登場すると、独特なテンションで戦いを挑む浜口。意気消沈した野呂に対し「やるのか、やらないのか!」と迫っていく。このやりとりでついに菊地亜美が陥落し、最初のイエローカードを受ける。

その菊地亜美は、太い眉毛をつけると絶妙のクオリティの「加藤諒」モノマネをしつこく押していく。

神田愛花が猪木で登場してくると、野呂ライガーが応戦。ここですかさずセコンドの位置に入る浜口京子の立ち回りが抜群にいい。さらに飛脚の扮装で登場すると「すんずれえしました」など強烈になまった言葉でしゃべり、「ずう年前に(10年前に)」というフレーズに声を出して笑う野呂。浜口の攻撃力がえげつないし、アグレッシブ。

終盤は突如、野呂佳代がスピードワゴン小沢化。菊地亜美vsファーストサマーウイカのたたいてかぶってジャンケンポン対決では、途中、菊地に「今期張り切り過ぎ女」と言われたウイカが猛烈な勢いでハンマーを振りかざす名勝負に。

そして最後は野呂小沢の「徳井くーん!」という呼びかけで終了。最終的に脱落者なし。

前回同様、女性陣の防御力の高さに驚かされる。優勝は浜口京子かなと思ったけど、加藤諒がハマった菊地亜美が勝利。仕切り役やツッコミに徹したウイカや野呂佳代の奮闘も目立った。

番組後半は、松本が「すっごく不安。めちゃくちゃ怖い」という「イケメンタル」。高橋克典の登場に驚愕し、山田孝之の登場に慄く。

高橋は「僕、56歳になって、事務所が『これ以上お前をどう売ったらいいのかわからない』と」言われ参加したと笑い、山田は「『イケメン』って言われると非常に参加しづらいんですけど、ご覧のとおり感情がないので絶対に笑うことがない」と自信を窺わせる。

基本「穏やかに笑ってる」顔の高橋は序盤で早々にイエローカードで注意を受ける。山田は果敢に攻めようとするも前半は途中で誰かに潰される展開がつづく。

一方の高橋はまじめな顔でさまざまな扮装をし、攻撃力の高さを発揮。ヘリウムガスとの合わせ技で山田を笑わせる。さらにティアドロップのサングラスをかけ、いかにも高橋克典の風貌で登場すると「くまだまさし方式」でサングラスをズラす猛攻。

後半は山田孝之の独壇場に。エンヤの曲に合わせ爪を切るという山田の真骨頂のようなシュールな芸を見せれば(それに合わせ即興劇を見せるまわりの人たちも見事)、そのあと、「全裸監督」に。さらに花沢類として登場、と畳みかける。その間にヒゲも剃る力の入れよう。

武田真治との1対1の対決も見応えじゅうぶん。高橋克典が途中で、木村昴からラップバトルに誘われた際に自然に笑ってしまい脱落したため、文句なしで山田孝之が優勝。もし、高橋が脱落せずに残っていたら、どちらに軍配が上がっていたのか、観てみたかった。

番組冒頭から松本が「まずいね、こんなおもしろくなりますか?」とハードルを上げまくっていたけど、それに違わぬおもしろさだった。

『脱力タイムズ』

ジャニーズクイズ部に所属しているという浮所飛貴が、ノブコブ吉村と早押しクイズ対決。

「平成ノブシコブシの吉村さん」というところでボタンを押す浮所。「御馬鹿会議」と答え不正解。「どういう問題?」の想定かを聞かれ「吉村さんが今やってるへんてこりんな名前のオンラインサロンは何?」と答える浮所。「なんで知ってるの?」と困惑する吉村。

さらに同じ問題にもう一度早押しし「柴田理恵」と解答。「ダメだよ、それ出しちゃ!」と慌てる吉村を尻目に、予想した問題を「昔、吉村さんが番組で暴言を吐きまくったらしく、ガチで叱られた芸能人は誰?」と『笑いの金メダル』でのエピソードを暴露。吉村「芸人しかいなかったし、オンエアもされてない。知ってるっておかしいじゃん! 柴田理恵さんにうるせえクソババアって言ってめちゃくちゃ怒られたんだよ!(笑)」。

「破天荒人生相談」のコーナーでは、大学生グラビアアイドルがダンスを踊るので一緒に踊ってほしいと言われ、吉村は最初こそ一緒に踊ろうとするも「フフフー!」と囃し立て、やがて普通に踊る。

アリタが「1回止めて」「これはなんなんでしょう」と困惑しながら「ワキ鳴らしがありますよね?」と言うと、はたと気づき「言ってもらわないと! 比較的勘の悪いほうのタレントだから!」と吉村。

ここ最近、毎回エンディングで行われる「コンプライアンス委員会」に今回はヒコロヒーとAマッソ加納。加納はそのダンスの件に触れ「ものすごく勘が鈍ってらっしゃるのかな?」「吉村さんにワキ鳴らし以外のダンスを求めることはございません」と酷評。吉村「あれはここ数年で1番のミスです(笑)」。


明日観たい番組:『マヂカルクリエイターズ』最終回。「アルコ&ピースと仲良い事を世の中にアピールしたいよ~!」など

『激レアさん』(テレ朝)「ヤンチャすぎて高校を退学した不良なのに、自身のパンクバンドの宣伝のため東大とハーバード大学に同時合格した天才」「山籠り・断食など変な修業を行いギャグ漫画家の登竜門・赤塚賞で29年ぶりの入選を果たした後、さらにハチャメチャな事をし続けている変人or天才」。

『マヂカルクリエイターズ』(テレ東)最終回。「アルコ&ピースと仲良い事を世の中にアピールしたいよ~!」。

『ソウドリ』(TBS)トム・ブラウンvsサンタモニカvs怪奇!YesどんぐりRPG。

『さまぁ~ず論』(テレ朝)見取り図。

『トゲアリトゲナシトゲトゲ』(テレ朝)「即興プレゼンゲームで日本一を目指す夜」。

『しゃべくり007』(日テレ)に中川大志。

波瑠、田中圭、岸優太ら出演『ナイト・ドクター』(フジ)スタート。 


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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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