【『Roots of 電気グルーヴ ~俺っちの音故郷~(仮)』#2:DAF】「君のことを考える」ってタイトルが沁みる


「君のことを考える」

石野 とにかく、DAFは今聴いても全然古くなってない。

 ただ、ガビがね……。

石野 残念なことに、去年ガビが亡くなっちゃったんですよね。なので、もう二度と2人組のDAFっていうのは見れない。だけど、遺されたロベルトが実は、ガビが亡くなったあとにDAF名義で曲を出したんだよね。そのタイトルが「君のことを考える」(※20)っていう。沁みるよね。

 うん。沁みますね。

Robert Görl & DAF - Ich Denk An Dich

石野 電気に照らし合わせたときに、お前が先に死んだときに俺はそれをできるけど、俺が死んだら、お前はできないじゃん。

 そうね。先に死ぬなよ、ほんとに(笑)。

石野 だから、先に死ねよっていう(笑)。

 死に方にも順番があるんだなって感じますよね(笑)。

石野 そういうことで、第2回目、ニュー・オーダーにつづいてDAFでした。

 また次回お会いしましょう。

石野 次回、何にするかまだ決まってないですけど。

 そのときまでのお楽しみということで。電気グルーヴでした。

※20 君のことを考える:2020年5月にリリースされた「Ich Denk An Dich」。

Roots of 電気グルーヴ “DAF”

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