キングコングNISHINOは、『笑っていいとも!』出演前日にタモリの家に泊まっていた(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


『あちこちオードリー』

キングコングがゲストの後編。2013年に西野が「『芸人交換日記』なんて、ちっとも面白くないし、都合よく乗っかる芸人はもっと面白くないですね。」とツイートしたことを持ち出す若林。舞台版の主演で「ほぼ中心にいた」若林は「そう思う人もいるだろうとから何も思っていなかった」と言うが、西野から謝罪の手紙をもらったそう。

「1個だけ疑問なのはそれと一緒に(自分が描いた)『えんとつ町のプペル』の絵本も送ってきた」という。「頭おかしくない?」と若林。これに西野は「それはもうNISHINOだから! NISHINOってそういうもんじゃん!」。

そんな西野ならぬNISHINOは、『笑っていいとも!』レギュラー時、タモリを「独り占め」にしていたそう。「ずっと楽屋でしゃべってた」という西野に「それがスゴいですよね、やっぱNISHINOですよね! だってあの楽屋入れないよね?」と若林。

「前日タモリさんと朝まで飲んでタモリさん家泊まって、朝タモリさんと奥さんのお料理いただいてそのまま一緒に『いいとも』」に行くようなこともあったほど。西野「今さらですけど、タモリさんってむっちゃおもしろいんですよ! 震えたもん。こんなおもしろい人がいるんだ、って」。

25歳くらいのときにすでにテレビから軸足を抜こうと考えた西野。『はねトび』がゴールデンで常に20%を取っていた時期。「こんだけ神輿担がれて、下駄履かされて、追い風吹いていて、ここか」と限界を感じ「もしかしたらやり方を失敗したんかな」と思ったと言う。

「何が足りなかったの? そのときのNISHINOには」と聞く若林に西野「やっぱり、“世界”ですね」。これにはすかさず春日が「何言ってるんだ、お前!」と切れ味鋭いツッコミ。春日の自然なツッコミを誘発させるのがNISHINOのNISHINOたるゆえん。

『ジロジロ有吉』

「『人を見る目がある』って思われるのが一番いい」とずば抜けた洞察力を見せる有吉のために用意されたのは予測不能な人物・長州力の言動をクイズにした「ジロジロ長州」。

登場するなり、娘婿兼マネージャーに「本当にしばき倒してやろうと思ったよ!」「お前の嫁はなんなんだ! 偉そうに!」と娘にブチギレている長州。「すっかり丸くなったと思ったら、娘にあんなキレてる」と有吉。

だが、孫とのテレビ電話でデレデレになり、田中みな実の写真集には前のめりに。写真集を見たときのひと言がクイズなのだが、その答えは「これ、お前、俺の若いころの体育寮時代だったら、みんな飛ばしてんな!」というまさかの「飛ぶぞ!」の変化型。 

その後も、どのお菓子に反応したかのようなクイズに有吉「『どうぶつ奇想天外!』じゃないんだから!」カズレーザー「怒られますよ! 長州さんだって言葉わかるんだから!(笑)」。


『脱力タイムズ』

ゲストは窪田正孝と陣内智則。「不倫評論家」として不倫問題を語ることになってしまう陣内。「語りづらいはずなので」と事前にインタビューしたと言うが心当たりがないよう。

だがVTRでは「していない人はモラル違反。社会不適合者」と答える陣内。スタジオの陣内はこれはマスクについて言った言葉だと弁明。さらには新婚の窪田に対し「(不倫は)必ずします。(窪田は)クズはクズだと思いますよ。でも、えぐみが窪田のおもしろさなので、いいと思いますよ」と回答。これに「あまりにも失礼」と憤慨する窪田。陣内は慌てて「とろサーモン・久保田のこと」と「クボタ違い」だと主張する。と、ここまでは以前もこの番組が行った違う質問内容の答えをあたかも別の質問の回答のように編集する手法。

今回はこれに加え、「不倫は繰り返される?」の質問に「そうですね……」という答えをつないだ上で、「一度不倫をした陣内だから言える言葉なのだろう。その目は『少なくとも俺はまたやる!』と強く語っていた! 『不倫は繰り返してしまうのか?』という質問自体が陣内にとっては愚問だったのだろう。『2度あることは3度ある』なんてふざけた慣用句だ。なめるなよ! 『俺は7度でも8度でもやってやる!』そう言わんばかりにカメラを睨む陣内であった」と仰々しいナレーションで勝手に陣内の心情を“代弁”する手法も。「『笑いは不倫のために、不倫は笑いのために』をモットーに笑いに励んできた」。

このやり方に「すごいわ……」と感嘆し、陣内「たまに出たくなるんですよね、この番組。刺激になるわ」。

今日観たい番組:『さんまのお笑い向上委員会』で「明石家流行語大賞」など

『爆笑問題の検索ちゃん 芸人ちゃんネタ祭り2020』(テレ朝)東貴博、アルコ&ピース、古坂大魔王、東京03、友近、ナイツ、中川家、ミキ、ミルクボーイ、ロッチ、ロバート、ほか。

『勇者ああああ』(テレ東)は「深夜時代に出演してくれた豪華ゲストのVTRを見ながら改めてキャスティングについて考えよう!」。

『ゴッドタン』(テレ東)「壁ある芸人矯正プログラム」劇団ひとりスペシャル。

『さんまのお笑い向上委員会』(フジ)は「明石家流行語大賞」。

『有吉反省会』(日テレ)に中澤佑二。

『この生き方、天才かも?』(フジ)第2弾。

『人生最高レストラン』(TBS)に常盤貴子。

『魔改造の夜』(BSプレミアム)第2弾完全版。

『4つの不思議なストーリー』(フジ)出演は松坂桃李、高畑充希、柳楽優弥、土屋太鳳、中川大志、葵わかな。


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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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