昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。
『テレビ千鳥』
「大悟サンタ」の生放送パートで、敗者復活戦4位で敗れた学天即を直撃。「お前らだけ15年目だったなあ」とラストイヤーでの敗退を自分のことのように悔しがり、プレゼントの入った袋を壁に叩きつける大悟。その結果、中に入っていた花瓶が割れて袋の中が水浸しになるハプニング。
「わしらも敗者復活でノブと何回も(大阪に)帰ったわ。決勝でもスベって帰った。大阪帰るときの新幹線で(3人席の)B席とかキツいやろぉ?」「あれでチューハイ飲んだら名古屋あたりで死にかけるんや」と大悟は言い、学天即にグリーン車のチケットをプレゼント。
『GYAO!』で配信された『M-1打ち上げ』でも常に“M-1敗者”として勝てなかった芸人たちに寄り添って言葉をかけていた千鳥の優しさが沁みる。
が、「ちゃんと4位やった」と大悟。これに学天即・奥田は「ネット見てください! ぺこぱには勝ってるんですよ!(笑)」。
『シンパイ賞』
『M-1グランプリ』10日前の収録だが、オープニングで爆笑問題・太田は「ウエストランド残念だったな」と一言。そしてM-1ファイナリストを中心とした「芸人シンパイニュースショー」へ。
「当番組では準決勝の時点ですべてを賭け、決勝に行かなければ使い道のない取材を敢行」と、錦鯉に全ベットしたVTR。準決勝前は、普通の芸人が調整ライブを入れるところ、「体力温存」のため休んでいた錦鯉のふたり。そして見事「最年長&最歯少」の決勝進出を決める。
数日後、長谷川のもとにラズベリー・たこやきくん(30)、お団子まんじゅう・古澤(34)、ジャック豆山(44)という同じアパートに住む芸人仲間が祝福に駆けつける。彼らはお金を貸し借りしたり一緒に鍋を食べたりする「たまご会」なるグループを結成しているそう。だが、テレビ出演が増えた長谷川は、そろそろアパートを引っ越さないといけないかも、と言う。
これに豆山は「やっと金を貸せる立場になったのに(アパートを)出るのってどうなんですか? ちょっと許せないですね」と抗議。たこやきも「最悪ついていく」という。
これに『蜘蛛の糸』のようなイラストが添えられ、「芥川龍之介、これを見たんか(笑)」というせいやの見事なツッコミ。錦鯉がコンビ愛を語るシーンにはBGMで菅田将暉の「虹」が流れ、せいやは「ドラえもんの次、錦鯉?」。
ちなみに『スッキリ!』も錦鯉にベットして、密着をしていた。
『有田ジェネレーション』
「有ジェネ的な音ネタグランプリ」後編。SAKURAIは「Dr.ホワイト」なる白塗りキャラに扮して「カルシウム取ってください」というネタ。終わると無言のMC陣、有田はSAKURAIらしくない激しい動きに「胸が苦しくなる」。小峠は「こんだけ芸人がいて振り向きざまの白塗りでウケると思うか?」と苦言を呈す。
そんな中で、コウテイ九条が「もう一回始めから見たい」と提案する。「そのかわり、完全にさっきと同じようにやってよ」と有田が言うように、そのまま2本目をやると大ウケするのがおもしろかった。
ジェラードンは「学生倶楽部」の名で「Dream」というネタ。かみちぃが歌うアニメソング風の音楽に乗せて、3人の学生がジェスチャー。次第にそれがダチョウ倶楽部だとわかっていく。
最後に、絵が得意なにしもとが描いたとんねるず、ダウンタウン、ウッチャンナンチャン、出川哲朗の絵が現れる。ダチョウ倶楽部が主人公のヤンキーバトルアニメのオープニングをイメージしたものだそう。ゲストの森三中・黒沢は「曲と雰囲気が大好き」と称賛。「単独ライブとかでやられたら、散々考えたネタよりも印象に残ったのはこれ!ってなっちゃいそう」。
そして優勝したのは、わらふぢなるおの「パワーオブストーン」というネタ。心の声を聞ける石を手に入れたなるおが、ベンチに座っている男(ふぢわら)の心の声を聞くと「夕闇迫る雲の上〜♪」と『ゲド戦記』の曲を歌っている「世界一暗い歌ネタ」というコンセプト。
これを有田が「本ネタでいける」「暗い歌で笑わせるのはすごい」と絶賛し優勝。だが、先週放送分でわらふぢなるおを「キングオブコント優勝できない」とディスったコウテイ下田は、「オモロイんですけど、一撃性に欠けてるんで」と評価。
なるお「なんで俺らだけ的確なんだよ!」、下田「準決勝では一番ウケるんですけど」、なるお「…ありがとう(笑)」。
今日観たい番組:「クリスマスだよ!太夫フェス」など
『LIFE!』(NHK)は「鬼滅コント」「夜の連続テレビ小説 うっちゃん」第1話。
『ロンドンハーツ』(テレ朝)は「クリスマスだよ!太夫フェス」。
『志村友達』(フジ)にかまいたち。『あちこちオードリー』(テレ東)にキングコング。
『心のベストテン』(フジ)は大谷ノブ彦、柴那典に加え、ゲストに松井五郎。
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【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)
毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
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