『半沢直樹』の最終回は、ずっと激しいラブシーンのようだった(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


役者たちが真剣勝負で遊んでいるように感じた『半沢直樹』

『半沢直樹』

最終回。ずっと激しいラブシーンをしているかのようなおっさんたちのイチャイチャっぷり。理屈抜きで楽しかった。『半沢』の第1期以降、その演出や脚本を踏襲したようなドラマが数多く制作されたけど、そのほとんどにノレなかった。だから正直今回の『半沢』もそういう感じになるのかなと思っていたら、全然違った。『半沢』らしさを過剰なまでに拡大解釈して突き詰め振り切った結果、まったく別次元の『半沢』メソッドが生まれた感じ。役者たちが真剣勝負で遊んでいるようで、その吸引力は凄まじかった。

『アッコにおまかせ!』

35周年SPということで28年ぶりにタモリが登場。和田とは『うわさのチャンネル』からの付き合いのタモリは「みなさん怖い怖い言ってるけど、40年前からの怖さは誰も知らない」と笑う。そんななかで「弱点」を発見した『いいとも』「テレフォンショッキング」で何度となく繰り返された「耳に息を吹きかける」という話。だが、ソーシャルディスタンスのため実際にやることができない。途中からは進行をタモリに交代して「タモリにおまかせ!」。お昼のスタジオでハンドマイク片手に司会をするタモリがまた観られるとは! 「司会、行ってもいいかな?」「いいとも!」。

『有吉ぃぃeeeee!』

『FIFA20』の回はかけ値なしでおもしろい。1点を争う緊張感もありつつ、いつものワチャワチャ感も損なわない。名波が「鳥肌たった」という矢作→有吉の得点シーンは本当に思わず声が出た。

『アウト×デラックス』

「事務所に内緒で首にスパイダータトゥーを入れた元アイドル」として木下百花が登場。ドラマやスポーツ選手以外で地上波に堂々とタトゥーが映ったのはあまり記憶がない。別にいいじゃんと思うけど。木下百花といえば個人的には『OHA OHA アニキ』のアシスタント「キノモン」のイメージが強い。自然体で楽しそうに山寺宏一とかけ合っていておもしろかった印象だが、それから数年経ち、より仕上がっていた。

「見えるところだから入れたんです。それか見えないところで全身和彫りにしようか。どっちかだったんです」「『タトゥー入れて人生変わった』ってヤツめちゃくちゃ薄っぺらい」「清純派って言ってるヤツらのほうが全然素行悪いし」などと気持ちのいい発言を連発。「しっかりしてんだか、いい加減なのかわかんないな」という山里に矢部「両方ちゃう?」。

今日観たい番組:アインシュタイン、空気階段らが挑むゴリゴリのお笑い特番。MCはかまいたち。

『アイ・アム・冒険少年』(TBS)「無人島脱出対決」でフワちゃんvs春日。

『ストーリーズ』(NHK)「100カメ」で「なんばグランド花月・笑いの殿堂の舞台裏」。

『お助け!コントット』(テレ朝)第2弾。

『笑う村には福きたる~村人100人笑うかな?~』(TBS)出演はかまいたち、ダイアン、さらば青春の光、アインシュタイン、空気階段。

『つぶし合いクイズ!悪意の矢』(日テレ)司会は加藤浩次、指原莉乃。

『有田ジェネレーション』(TBS)は「キングオブコントファイナリスト下克上」。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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