ナイナイ15年ぶりコントと、岡村が明かす“裏タモリ”(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


結成30周年のナイナイのネタをタモリが観覧

『ぐるナイ』

ナイナイ結成30周年スペシャルということでナイナイが15年ぶりにネタ披露。「これは恥かくよ」という岡村だが、客席にはタモリが来てくれると聞き「出てくれるんや……」と噛み締めているのが印象的だった。

19年前のコント「結婚相談所」をアレンジしたとはいえ、約14分にわたる長尺コント。ネタ終了後、『いいとも』最終回以来だというタモリと思い出話に花を咲かせる3人の光景がとても幸せだった。『ジャングルTV』の(2本録りのうち)2本目の収録が伸びた際、観覧のお客さんのことを心配する岡村に「俺は別に客のためにやってるわけでもない。俺が楽しかったらいいんだよ!」と“裏タモリ”をのぞかせたそう。そして、会うと必ず岡村が振る「ヨットで死にかけた話」。もはや古典。

「ゴチ」では途中、「愛する相方へぶっちゃけゲーム」を。向かい合って褒め合うのだが「見た目おもしろいですね」「シュッとしてる」「ダンスうまいですね」などと照れて核心に触れないふたりに大吉が「このままだと3時間くらいつづくよ」と言うと、岡村「本当に……あのときはお世話になりました」。

これを苦笑いで受けた矢部「あのとき、よく2時間も怒られてましたね」、岡村「ま、ツラかったですけどね……」。

『アメトーーク!』「若手女芸人」

彼女たちの立ち位置をわかりやすくするための分布図が「リアクション/トーク・ネタ」「見た目インパクト/キレイ系」になっていることに対し、ラランド・サーヤは「古い」と一刀両断。

「ただ成長を感じたのは、4、5年前なら『ブサイク』って平気で書いてた。それを『見た目インパクト』にしてるっていうのは、加地さんまだまだ上に行きたいんだと」と加地EPをイジりつつ切り込む強さ。これに3時のヒロイン・福田「女芸人は体当たりやらなあかん、インパクトないとあかんとか、そういう考えやったんです。サーヤちゃんがこういう発言をし出してから、私も男芸人と同じようにトークとかでいけるようにならないとあかんって思うようになりました」。

一方、ガンバレルーヤ・よしこは「納得いかない」と反論。森三中やモリマンらが作ってきてくれたものを継承していかないといけない、と主張。「顔1本でここまでやってきたので、それがなくなるとどうやって笑いを取っていけばいいかわからない」というよしこ。

それに同調するぼる塾・あんり「今、自虐もダメなんです。だから『ブス』って言われたときの返しよりも、逆に『かわいい』って言われたときの返しを考えなくちゃいけない時代」。ぼる塾・田辺「そこで生まれたのが私の『まーねー』」。

あと、それぞれの「憧れの芸人」が興味深かった。

ガンバレルーヤ・よしこ:明石家さんま
まひる:志村けん、イモトアヤコ、ダウンタウン
3時のヒロイン・福田:ダウンタウン、baseよしもと
かなで:はんにゃ金田、ロバート秋山、森三中黒沢
ゆめっち:江頭2:50、ロバート秋山
納言・薄幸:はんにゃ金田、チュートリアル
ラランド・サーヤ:ダウンタウン、笑い飯、マヂカルラブリー
ぼる塾・あんり:COWCOW、サンドウィッチマン、タカアンドトシ
はるか:トレンディエンジェル
田辺:三瓶

今日観たい番組:『脱力タイムズ』かまいたち濱家がどう立ち振る舞うか

『脱力タイムズ』(フジ)はかまいたち濱家&立花恵理。

『かりそめ天国』(テレ朝)は「宮下草薙・草薙×仁支川峰子」など。

『タモリ倶楽部』(テレ朝)は「日本列島KISSだらけフェス」。ゲストにマーティ・フリードマン、ビビる大木、百田夏菜子。

『シンパイ賞』(テレ朝)は新企画「もしものシンパイシミュレーション」 。

『くりぃむナンチャラ』(テレ朝)は「鬼退治の刀選手権」後編。

『ドキュメント72時間』(NHK)は「東京・タクシードライバー街ゆく彼らの人生行路」。

『A-Studio+』(TBS)に水川あさみ。

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    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。

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てれびのスキマ

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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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