ぺこぱ「“ツッコまないツッコミ”をどこまでやっていけばいいか」の悩みにオードリー若林が答える(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


若林「自分が思ってるより全然遅い。浸透とかやめ時って」

『オドぜひ』

スギちゃん&ぺこぱゲストの後編。オードリーとは「『M-1』で吉本以外のファイナリスト」「ネタにキャラと斬新なシステムを取り入れた」「共通の師匠がTAIGAさん」(若林は「テレビでTAIGAさんの名前出しちゃダメだよ」と笑う)という共通点があり、親近感があるという松陰寺がオードリーに悩みを相談し、『あちこちオードリー』のような深い芸論トークに。

「“ツッコまないツッコミ”をどこまでやっていけばいいか」という悩みに、若林は「春日はいまだに“ほんいき”の『トゥース』とかをやるから春日はブレないっていうけど、横にいた体感でいうと4~5年目はめちゃキツかった」と答えると、「それはわかるね。(自分は)言いたくはないけど、求めてはくるから『ワイルドだろぉ』って言うんだけど、場は白ける」と笑うスギちゃん。けれど「自分から引っ込めないほうがいい」と春日。

若林「本当にぺこぱのことが大好きでふたりのラジオとかYouTubeとか全部観て、エッセイも全部読んでるみたいなディレクターが現れて、その人がぺこぱMCで番組を立ち上げたときに、『松陰寺さん、これはメイクなしでラジオの感じでやってほしいんですよ』って言われたときに解禁していいと思う」「自分が思ってるより全然遅い。浸透とかやめ時って」。

今後の『M-1』について。シュウペイは出場したいというが、松陰寺は慎重。自分では新しいものを作っているつもりでも、まわりからは同じことをやっていると思われるんじゃないかと。これに若林は「自分たちのことで言えば『ズレ漫才』でやってたのをちょっと超えてるなって、自分でわかると思うのよ」と言う。

おそらく今、ぺこぱは既存のネタのMAXと並ぶくらいのネタしかできていないのだろう。自分たちもやはり4年目くらいは普通のネタ番組に出るのもキツかったと。「1回飽きられてしんどいときがあるんだよね」「たぶん、何年か経って更新したなって自分が思ったときが出時なんじゃない?」。

オードリーが辿ってきた道がオーバーラップするトークだった。

『MIU404』

前回容赦ない展開で打ちのめされ、今回のサブタイトルは「或る一人の死」。覚悟しながら手に汗握りながら観ていて麦(黒川智花)が捕まったときは絶望しかなかった。死んでしまうのは麦なのか、成川(鈴鹿央士)なのか、ひょっとしたら九重(岡田健史)ってこともあるかも……とハラハラして観ていたら、全員が助かってホッと力が抜けた次の瞬間、斜め上の展開。スゴい……。

『脱力タイムズ』

伊沢拓司&三浦奈保子を迎えて、過去の放送からのクイズというテイの総集編……と思いきや、それでは終わらないのがこの番組。事前にバッチリ予習をしてきた伊沢をあざ笑うかのように、放送をフリにして、オンエアされていないためアリタにしかわからない問題を出題。当然、アリタの圧勝。伊沢「一応ちゃんと(放送内容を)全部覚えようとして来たんですけど、(出題)範囲を疑うというところからだったんですね……。勉強不足でした、いろんな意味で」。

今日観たい番組:『24時間テレビ』がスタート。『バリバラ』は「24分テレビ」を生放送

『24時間テレビ』(日テレ)開始。

『バリバラ』(Eテレ)は生放送で「24分テレビ~愛と憎しみのパンデミック~」。

『NHKスペシャル』は「東京リボーン」の第5弾「渋谷 迷宮大改造」。

『人生最高レストラン』(TBS)に及川光博。

『ゴッドタン』(テレ東)はダイアン、かまいたち、さらば青春の光、ニューヨークによる「YouTube芸人サミット」。



  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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