テレビはもう男女ともにお尻NG――『水ダウ』でとにかく太った男性のお尻が「2020年NG」(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


「芸人」の仕事をほとんどやっていない、それがカズレーザーの強さに

『有吉の壁』は「カーベーイーツ選手権」。かが屋は「Uber B’z」と題してB’zの「LOVE PHANTOM」のイントロ中に賀屋が佐藤栞里の似顔絵を描く。うまい。しかし、「いらない何も 捨ててしまおう」の歌詞に合わせてすぐに破ってしまうというきれいな流れ。

『水曜日のダウンタウン』、「ショート説ランキングTOP50」50本ほぼすべて(3週前の「布袋の説」総集編で流したばかりの説だけ除く)を矢継ぎ早に。短めの説を立てつづけに観ると、その編集の巧みさやナレーションの切れ味、おもしろさが際立つ。「とにかく明るい安村の全裸に見えるポーズのネタ、ものすごく太っている人だったら穿いていなくても安心説」に出てきた、とにかく太った男性のお尻が「2020年NG」と隠される。『浦和から持ってきて!』では『ギルガメ』の憂木瞳のお尻が「令和自粛」と隠されてたけど、男女ともにお尻ももうNGなんだな。

AbemaTV『チャンスの時間』は「かまいたち濱家のマジックなんとかしてください」。プロ級のマジックの腕を持つ濱家だが、笑いもなく「わぁ、すごい」で終わってしまうため、笑いが欲しいと山内が訴える。千鳥がオネエキャラやブランチガール、半沢直樹などのキャラづけをしていく。乗り切れない濱家にノブ「絶対、(キャラから)降りないでください。降りが一番の悪です!」。「カツラ姿がおもしろい」など、さんざんこねくり回してイジって、次のコーナーに行くとノブ「濱家よりつまらんよ」、大悟「あんな“カツラのっぽ”と一緒にすな!」。

『家事ヤロウ!!!』、「リモート飲み会」。ゲストの指原は「バカリズムとカズレーザーは一番緊張する。すべてを見透かしてそう」と。「どこを褒められたらうれしいか」という質問には「まあまあどの番組でも馴染みます」。

つづくゲストはバイきんぐ小峠。バラエティ番組での不満を問われ「目上の人には絶対に敬語なんです。『あんた』って絶対言わないで『あなた』って言う。でもテロップは『あんた』になってる」。

「ライバル意識している人」を聞かれカズレーザーは、もう「芸人」の仕事をほとんどやっていないから「誰とも戦えない」と解答。逆にそれがカズレーザーの強さのような気がする。

今日観たい番組:主演・林遣都、脚本・水橋文美江によるソーシャルディスタンスドラマ『世界は3で出来ている』

『アメトーーク!』(テレ朝)は出川哲朗、品川祐、アンガールズ田中、ノブシコブシ徳井、ロッチ中岡、パンサー向井による「バラエティ観るの大好き芸人」。

『勇者ああああ』(テレ東)はクイズ王と「限界しりとり」対決。

『霜降りバラエティ』(テレ朝)は「自宅でR-1ぐらんぷり」。

林遣都によるソーシャルディスタンスドラマ『世界は3で出来ている』(フジ)。脚本は水橋文美江。

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  • 【連載】きのうのテレビ(てれびのスキマ)

    毎夜ライフワークとしてテレビを観つづけ、テレビに関する著書やコラムを多数執筆する、てれびのスキマによる連載。昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、2020年のテレビ鑑賞記録。
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てれびのスキマ

1978年生まれ。ライター。テレビっ子。著書に『タモリ学』(イースト・プレス)、『1989年のテレビっ子』(双葉社)、『笑福亭鶴瓶論』(新潮社)、『全部やれ。日本テレビ えげつない勝ち方』(文藝春秋)など。

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