真っ当で理知的なフワちゃん、「地獄のスベリ」を知る狩野英孝の助言(てれびのスキマ)


昨日観た番組とそこで得た気づき、今日観たい番組などを毎日更新で綴る、てれびのスキマによる2020年のテレビ鑑賞記録。


『お願い!ランキング』で第七世代のZoom飲み会

『しゃべくり007』に寺田心。彼もいつの間にやら小6。でも見た目だけは全然変わらない。チュートリアル福田のことを褒める際、かたくなに「おもしろい」と言わないのが可笑しい。給食で好きな食べ物を聞かれ「それはちょっと」と「✕」印を出し「食べ物関連(のCM)がありますので」と答える寺田心の恐ろしさ。

『かみひとえ』テレワークで漫才をする「テレワーク漫才GP」が早くも第2弾。「オーバーエイジすぎる」と華丸が驚くトータルテンボスも参加。トーク中には「いっこく堂さんが嫉妬するくらい」(大吉)音が途切れていたが、漫才は圧巻。テレワークによるカメラを巧みに使った藤田の顔芸も秀逸だった。あとコロチキ西野が飼ってるインコのミーノとミーナがかわいい。

『お願い!ランキング』、かが屋・加賀主宰で3時のヒロイン・福田、フワちゃん、ハナコ・秋山らいわゆる第七世代のZoom飲み会。途中からかが屋・賀屋、ゾフィー上田も参加。この期間、村上春樹の小説を読んでエロい気分になっているという賀屋「猛りを抑えるために筋トレしてます」。

ここでも存在感抜群のフワちゃん。意外にもギャグリレーのようなものには参加しない(事前に周りに「回すな」と伝えたという)フワちゃんは「あたしのお笑いのシステムって、みんながふざけてないところでふざけるからおもしろいのであって、そもそもふざけるところに飛び込むのは違うのよ」と真っ当で理知的。

最後に登場したのは狩野英孝。先輩として「地獄のスベリを経験してみ。息できなくなるから」「流行らせようと思ったギャグは絶対流行らない」とアドバイス。

ETV特集『映画監督 羽仁進の世界』、ドキュメンタリーから劇映画へという経歴も作風も似ている是枝裕和の視点が入っているから、とてもわかりやすくておもしろかった。羽仁監督「生死で人生を測るなんて本当にバカなこと。死は生のかわいい弟なんです」。

『有田ジェネレーション』「ファンキージェネレーション」ベストバウト集。ダイアン津田が「『ごちそうさん』言うて~」とユースケに繰り返し、それを「大きい卵焼き」と話を逸らし続けるのがなんでこんなにおもしろいのか。何度見てもお腹が痛くなるほど笑ってしまう。

今日観たい番組:『志村友達』、「ボードゲームで遊びたいんじゃ!!」後半戦など

『志村友達』(フジ)に盟友・研ナオコ。

『華丸大吉&千鳥のテッパンいただきます』(フジ)は「R-指定が四千頭身、ぺこぱなど人気芸人のギャグをつなぎ即興ラップを披露」とのこと。

『テレビ千鳥』(テレ朝)は「ボードゲームで遊びたいんじゃ!!」後半戦。先週見ていない方は、放送前にぜひ前編をTVerなどで。

ドラマ『映像研には手を出すな!』(TBS)最終回。

【毎日更新】きのうのテレビ(てれびのスキマ)
5月11日 アフターコロナの核心を突いた、フワちゃんの言葉(てれびのスキマ)
5月10日 『M 愛すべき人がいて』相性抜群だった伊集院光&古市憲寿の解説
5月9日 不条理にこそリアリティがある。風刺的で希望に満ちた「転・コウ・生」
5月8日 第7世代レディースぼる塾「体張ること」「大食い」「水着」がNGな理由


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