唐田えりか&遠藤雄弥の主演映画『の方へ、流れる』公開を記念して、竹馬靖具監督の特集上映開催が決定

2022.11.21
竹馬靖具監督特集上映

文・編集=QJWeb編集部


竹馬靖具監督の最新作『の方へ、流れる』が2022年11月26日に公開されるのを記念して、下北沢の映画館「K2」にて、竹馬靖具監督の特集上映が開催されることが決定した。

『今、僕は』『NINIFUNI』『蜃気楼の舟』『ふたつのシルエット』『の方へ、流れる』を上映

MOTION GALLERYにてクラウドファンディングを実施した、唐田えりか&遠藤雄弥が主演の映画『の方へ、流れる』(11月26日公開)のシモキタ-エキマエ-シネマ「K2」での封切りを記念して、新鋭・竹馬靖具監督の特集上映が11月26日から開催されることに。

上映作品は、『今、僕は』『NINIFUNI』『蜃気楼の舟』『ふたつのシルエット』『の方へ、流れる』の全5作品。この5作は現時点でDVDのセル・レンタルや配信などが行われていないので、貴重な上映の機会になりそうだ。

映画『の方へ、流れる』 (c)2022 chiyuwfilm
映画『の方へ、流れる』 (c)2022 chiyuwfilm

竹馬靖具監督のコメント

下北沢K2で特集上映を組んでいただけてとても光栄に思います。処女作『今、僕は』から新作『の方へ、流れる』まで15年が経ちました。今、気づいたのですが、新作と処女作のタイトルには句読点があります。もしかしたら、このふたつには共通点があるのかもしれません。わたしの監督作は全て、いま現在DVDセルレンタルや配信などは行っておりませんので、是非この機会に劇場でご鑑賞いただけたら幸いです。

竹馬靖具監督プロフィール
(ちくま・やすとも)1983年生まれ。2009年に監督、脚本をした映画『今、僕は』を全国公開。2011年に真利子哲也監督の映画『NINIFUNI』の脚本を執筆。2015年、監督・脚本をした映画『蜃気楼の舟』がカルロヴィ・ヴァリ国際映画祭のフォーラム・オブ・インディペンデントコンペティションに正式出品される。『蜃気楼の舟』は2016年に全国公開。2020年、映画『ふたつのシルエット』を全国公開。

『の方へ、流れる』主演、唐田えりか&遠藤雄弥の劇場公開に寄せたコメント

唐田えりか
唐田えりか

・唐田えりかコメント
竹馬監督とは本作のオーディションの際に初めてお会いしましたが、自分の声を芯の部分から真に聞いてくださる方で、演出して頂きながら、自然と心が開き、自分が限りなく自分になっていくのを感じました。里美を演じさせて頂けたこと、本当に感謝しています。不思議な引力のある本作を公開まで楽しみにして頂けたら幸いです。

遠藤雄弥
遠藤雄弥

・遠藤雄弥コメント
今回、竹馬監督、共演者の唐田えりかさんと御一緒できた事をとても光栄に思いました。竹馬監督が紡ぎ出す、なんとも独特な男女のやり取りに、どういった映画になるんだろう?と胸を躍らせながら脚本を読んだ記憶があります。監督の思い描く世界観と演出も独特でした笑個人的には初めてに近い表現のアプローチでもあり、とてもやり甲斐のある作品でした。その独特さも、作品を観ていただけたら、わかっていただけると思います。今作における、男女2人の内側に巻き起こっている、色々な感情と思考を、少しでも皆様にああでもないこうでもないと感じてもらえたら幸いです。

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