『刃牙』シリーズ30周年プロジェクト始動 特設サイト開設、ファンコンテスト開催ほか企画目白押し
板垣恵介による人気格闘マンガ『刃牙(バキ)』の連載30周年プロジェクトが始動。さまざまな企画が発表された。
異種混合創作ファンコンテストにはイラストレーターやコスプレイヤーからコラボ作品も
『刃牙』シリーズは、1991年に『週刊少年チャンピオン』で連載がスタートした。主人公の範馬刃牙は、地上最強の生物・範馬勇次郎を父親に持つ高校生。東京ドーム地下に広がる地下闘技場で高校生ながら王者として君臨し、数々の達人、超人たちとの闘いを繰り広げる中で成長して父親との「史上最強の親子喧嘩」を繰り広げ、両者勝利という結末で因縁にいったん決着をつけた。
シリーズ最新作の『バキ道』は、角力(相撲)の物語。刃牙は、角力の「祖」であり、日本最古の公式試合の勝者である野見宿禰の「宿禰」の称号を継ぐ者が現世にいることを知らされ、日本最古にして最強の「相撲」の神が刃牙の前に立ちはだかる……というストーリーとなっている。
今回の30周年プロジェクトでは、”自分の好きを貫き通す”をテーマにさまざまな企画が行われる。7月8日には特設サイトが公開され、第1弾として、異種混合創作ファンコンテスト『刃牙異種創作技戦ッッ!』を開催。コンテストは「STRONG」「BEAUTIFUL」「STRANGE」の3部門で行われ、イラスト、コスプレ、ムービー、漫画を使ったコマ絵アートなど、なんでもありの創作コンテストとなる。
30周年プロジェクトについて、初代シリーズ担当者の沢氏は、
「初めて板垣先生にお目にかかったその時の『格闘技を描きたい!』と強く語られた熱量を忘れられません。連載開始から30年、格闘技界も大きく変化しましたが、刃牙の進化はそれを大きく上回り、その一方で第1シリーズを今読んでも全く色あせるところがありません。いつも最高に面白かった!! 今も無限に面白い!! 強さ、愛、夢。描かれた全てが本物であるからです。この価値ある刃牙の30年を皆様と一緒に祝い、祭り、全力で楽しめると思うと、ワクワクが止まりません!!」
とコメント。30周年企画担当者の横井氏は、
「今回の30周年企画では、長きに亘り応援頂いている読者の皆様にも、『刃牙』シリーズの懐の深さ、カッコよさ、面白さを表現頂けるファンアートコンテスト『刃牙異種創作技戦ッッ!』のスタートを皮切りに、皆様に喜んで頂ける企画を多数ご用意しております。そして、この周年期間を機に、新たなファンの方々にも『刃牙』シリーズに触れて頂き、その”強さ”、”カッコよさ”、”面白さ”にハマってもらう一年になればと思っております。
板垣先生の『人は本気すぎる、凄すぎるものを見た時、笑ってしまう』という言葉の現れであるギャグマンガのようなシーンがWEB上ではたくさん見受けられますが、それはまだ『刃牙』シリーズの一側面。懐の深い本作品をどうぞ、皆さんさまざまな形で楽しんでください!」
と、語っている。コンテスト開催に際し、人気イラストレーターやコスプレイヤーからは作品やコメントが登場。秋にはアニメ『範馬刃牙』がNetflixにて全世界独占配信。8月20日からは松本穂香主演のWOWOWオリジナルドラマ『グラップラー刃牙はBLではないかと考え続けた乙女の記録ッッ』がスタート。さまざまな企画で30周年を盛り上げる。
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