錦鯉、かが屋、トム・ブラウンら人気芸人の舞台裏の“素”の姿を撮影 劇場ライブの魅力を伝える「#劇場にいつ行こう。」キャンペーン

編集=QJWeb編集部


コロナ禍により、劇場でなかなかライブを観られなくなる一方で、配信でライブを楽しめるようになった今、改めて「あなたにとって劇場とは」を問う「#劇場にいつ行こう。」というキャンペーン広告がスタート。16組の芸人が被写体となり、広告に出演している。


楽屋の様子や舞台袖の真剣な表情を写真家が撮影

このキャンペーンは、劇場でライブを楽しむ行為が自粛に追い込まれるなか、再び劇場に集まれる日を願い、劇場ライブの魅力を改めて伝えることを目的として企画されたものだ。劇場の生の迫力にこだわり、写真家の神藤剛が16組の芸人の劇場の姿に密着。楽屋の様子や舞台袖の真剣な表情など、普段なかなか見ることのできない芸人の顔がエモーショナルに表現されている。

出演しているのは、かが屋、カナメストーン、キュウ、ザ・ギース、さすらいラビー、ザブングル加藤、真空ジェシカ、ストレッチーズ、どぶろっく、トム・ブラウン、永野、錦鯉、パンプキンポテトフライ、ヒコロヒーとみなみかわ、街裏ぴんく、ママタルトの16組。この企画の幹事である株式会社SLUSH-PILE.の代表・片山勝三氏は、配信ライブが浸透したことを肯定的に捉えつつ、

「次に期待することは、配信でお笑いライブに興味を持ってくださったお客様が劇場に来てくださることです。配信で観るお笑いライブもおもしろいですが、劇場で観るお笑いライブは格別だからです。

間近で観る芸人。その芸人の体全体から放たれる気合いや声量。お客様の大きな笑い声。劇場に籠る熱量。配信では感じえない振動。スマホの電源を切って観る没入感。劇場での笑いは、決して一方向でなく、その一体感によって生まれた笑いを目と耳と肌と内臓で受け止める幸福は麻薬そのものです。

ただ、お客様にとってコロナはまだまだ心配であります。また時間や場所の制約から、なかなか劇場まで来ることができないと思います。しかし、もし状況が変わりましたら、どうか劇場にお越しになってほしいのです。感染リスクもまだまだ続くなか、大きな声で『劇場に来てください!』とは言えませんが、もしお客様各々の状況と心境の変化の中で、タイミングが来ましたら、ぜひ劇場に来てください」(noteより一部抜粋)

と、コメント。広告は下北沢駅(東京都世田谷区)に5月30日まで掲出されており、新たに開設された「劇場にいつ行こう。」の公式インスタグラムですべて見ることができる。


この記事の画像(全1枚)


この記事が掲載されているカテゴリ

CONTRIBUTOR

QJWeb今月の執筆陣

酔いどれ燻し銀コラムが話題

お笑い芸人

薄幸(納言)

「金借り」哲学を説くピン芸人

お笑い芸人

岡野陽一

“ラジオ変態”の女子高生

タレント・女優

奥森皐月

ドイツ公共テレビプロデューサー

翻訳・通訳・よろず物書き業

マライ・メントライン

毎日更新「きのうのテレビ」

テレビっ子ライター

てれびのスキマ

7ORDER/FLATLAND

アーティスト・モデル

森田美勇⼈

ケモノバカ一代

ライター・書評家

豊崎由美

VTuber記事を連載中

道民ライター

たまごまご

ホフディランのボーカルであり、カレーマニア

ミュージシャン

小宮山雄飛

俳優の魅力に迫る「告白的男優論」

ライター、ノベライザー、映画批評家

相田冬二

お笑い・音楽・ドラマの「感想」連載

ブロガー

かんそう

若手コント職人

お笑い芸人

加賀 翔(かが屋)

『キングオブコント2021』ファイナリスト

お笑い芸人

林田洋平(ザ・マミィ)

2023年に解散予定

"楽器を持たないパンクバンド"

セントチヒロ・チッチ(BiSH)

ドラマやバラエティでも活躍する“げんじぶ”メンバー

ボーカルダンスグループ

長野凌大(原因は自分にある。)

「お笑いクイズランド」連載中

お笑い芸人

仲嶺 巧(三日月マンハッタン)

“永遠に中学生”エビ中メンバー

アイドル

中山莉子(私立恵比寿中学)
ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん(ランジャタイ国崎和也)
竹中夏海
でか美ちゃん
藤津亮太

QJWebはほぼ毎日更新
新着・人気記事をお知らせします。