ウーマン村本大輔はなぜテレビから消えた? 笑いと権力、メディアを問い直すドキュメンタリー

2021.3.14

お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔の姿に迫るドキュメンタリー『村本大輔はなぜテレビから消えたのか?』(BS12)が、3月19日(金)に放送される。

2020年のテレビ出演はわずか1回

2008年に結成されたウーマンラッシュアワーは、村本大輔と中川パラダイスの2人からなるお笑いコンビ。大阪NSC出身の彼らは、コンビ結成後すぐに頭角を現して、『笑わん会』第10回優秀賞(2009年)、『ABCお笑い新人グランプリ』最優秀新人賞(2011年)、『NHK上方漫才コンテスト』優勝(2013年)などを受賞し、お笑い界の猛者が集う『THE MANZAI』でも優勝を果たしている(2013年)。

このドキュメンタリーは、『THE MANZAI』優勝後、テレビに引っ張りだこになったものの、その後テレビで見る機会が激減した村本に密着したものだ。村本の出身地は、原子力発電所がある福井県おおい町。村本はある時期から、原発や沖縄の基地問題などを漫才のネタにするようになったが、それに合わせるようにテレビの出演回数は減り、2020年のテレビ出演は『THE MANZAI』の1回だけだった。

番組では、ジャーナリストさながらに福島や沖縄に足を運んで生の声を聞いて回り、それを笑いに変えることを模索する村本の姿を紹介。2019年に日本列島を襲った台風19号の爪あとが残る宮城県丸森町への訪問、2019年に全国を回り600回以上も行われたライブ、アメリカのスタンダップコメディ挑戦など、精力的に活動する村本に迫る。

さらに、村本がテレビから消えた理由を関係者に取材し、そこから見えてきたテレビの制作現場に漂う空気と、社会におけるお笑いの役割と可能性を検証。村本はなぜテレビから消えたのか、村本大輔という芸人を通して、テレビというメディアを見つめ直す。

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