コレサワが選ぶ「失恋した人にオススメ」の6作品

2020.1.15
コレサワ『失恋スクラップ』

文=野口理恵


2020年1月15日にミニアルバム『失恋スクラップ』をリリースしたコレサワさん。恋愛のプロフェッショナルであるコレサワさんが、ミニアルバムと合わせて観たい映画や読みたい小説、詩をセレクトしました。

コレサワ ”失恋ソングのみ“を集めた意味(インタビュー)

MOVIE

1.『人生スイッチ』

アルゼンチンのダミアン・ジフロン監督のオムニバス映画です。そのなかの『Happy Wedding』という作品が本当に泣けて面白い。浮気相手を結婚式に呼ぶという作品なのですが、映画館で観終わったあとに、動けなくなる感覚を初めて体験した作品です。ブラックユーモアも効いているし『失恋スクラップ』に合う作品だと思います。

2.『嫌われ松子の一生』

中島哲也監督の作品が全部好きです。中島監督を好きになったきっかけのひとつが映画『嫌われ松子の一生』。松子は全然報われないし、ハッピーじゃない。松子の人生は幸せだったのかはわからないけど。ミュージカルが入っていたり、現実と非現実が混じった映像がすごく振り切っていて、心が揺さぶられました。

3.『魔法にかけられて』

映画『魔法にかけられて』はディズニー映画で、アニメの中のお姫様が現実の世界に出てきてしまうというお話。アニメと実写が融合している映画で、こういう設定はディズニーの実写では新鮮で曲も好きです。アニメの中の王子様と現実の中の男性と恋をするのですが、お互い好きな人ができてしまい失恋してしまうんです。

4.『運び屋』

映画『運び屋』の監督はクリント・イーストウッド。私はイーストウッドが俳優なのを知らなくて、ずっと監督なのかと思っていました。イーストウッド演じるお爺さんが運び屋になっていく話なのですが、これは若い人こそが観るべきだと思っています。作品の中の、「時間だけは買えなかった」というセリフが心に重く響きました。

BOOK & POEM

5.尾形真理子『試着室で思い出したら、本気の恋だと思う。』(幻冬舎文庫)

ルミネのコピーライターをしている尾形真理子さんのオムニバス小説です。私はコピーライターの人を尊敬しているんです。ミュージシャンは3分くらいの曲に想いを込めるけど、コピーライターは1行で伝えないといけない。これは本当にすごいことだと思うんです。私も声が出なくなったらコピーライターに挑戦したいです。

6.川上未映子「une nana cool」の詩

これは下着ブランドのウンナナクールの広告の詩です。小説家であり詩人でもある川上未映子さんの書く女の子は、弱いけど前向きで芯がある。そういう感情を詩にするのが上手で、本当に文才のある方だなと思います。こういう詩が書ける人が歌詞を書き出したら、どうしようと思ってしまう。私も頑張らないといけないと思います。


コレサワ
大阪府出身の覆面女子シンガーソングライター。「れ子ちゃん」と呼ばれるクマのキャラクターがビジュアルを務める。全曲失恋ソングのニューミニアルバム『失恋スクラップ』を2020年1月15日にリリースする。


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