映画『ハケンアニメ!』の「盛られた部分」から考えるフィクションの説得力(藤津亮太)

2022.6.3
藤津ジャーナルサムネ

文=藤津亮太 編集=アライユキコ 


大ヒット中の映画『ハケンアニメ!』(5月20日公開)から、フィクションにおいて「気になるウソ」と「気にならないウソ」の境界線についてアニメ評論家・藤津亮太が考察する。 「気になるウソ」と「気にならないウソ」 フィクションにおける「気になるウソ」と「気にならないウソ」。その境界線はどこで生まれるのか。公開中の映画『ハケンアニメ!』を発端に、いろいろ考えた。『ハケンアニメ!』は、辻村深月による同名小説を、吉野耕平監督が実写映画化した作品だ。新人の斎藤瞳監督(吉岡里帆)と“天才”と称される王子千晴監督


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(ふじつ・りょうた)アニメ評論家。新聞記者、週刊誌編集を経て、2000年よりアニメ関係の執筆を始める。『アニメの門V』(『アニメ!アニメ!』)、『主人公の条件』(『アニメハック』)、『アニメとゲームの≒』(『Gamer』)といった連載のほか雑誌、Blu-rayブックレット、パンフレットなども多数手が..

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