まだまだつづく“動画配信・戦国時代”
そして、映画『ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン』(2011年)のポール・フェイグ監督らが製作総指揮を務める、笑って泣ける新しいミュージカル・コメディ『ゾーイの超イケてるプレイリスト』(3月25日からスーパー!ドラマTVで放送)も楽しみ。
また、Netflixは、2021年に配信開始予定のオリジナル映画をこんな動画でまとめて紹介している。スターの顔ぶれの豪華さは圧倒的。
さてここで、米国が拠点の動画配信サービスの最新事情を整理しておこう。
やはり大躍進したのがNetflix。今年1月19日の同社の発表によれば昨年末、世界合計の契約者数は2億人を突破したという。すでに日本だけでも500万人を突破し、一昨年から昨年にかけて200万人も増えた。
動画配信以外のサービスも充実しているAmazon Prime Videoはある意味比較の対象にならないが、ほかの動画配信サービスも奮闘している。ディズニープラスは、マーベル・スタジオ初のオリジナルドラマシリーズ『ワンダヴィジョン』が好評だ。“アベンジャーズ”のメンバー、ヴィジョン(ポール・ベタニー)と、スカーレット・ウィッチことワンダ(エリザベス・オルセン)という夫婦をダブル主人公にした、やはり野心的ドラマだ。
米国では、『ゲーム・オブ・スローンズ』などで知られる全米HBO局&ワーナー映画系列の“HBO Max”(『ゴシップガール』のリブート版に期待がかかっている)や、大手映画会社系列の“Paramount+”も始動。2021年は、そんな“動画配信・戦国時代”は引きつづいてエキサイティングな一年になりそうである。
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