白岩瑠姫&佐藤景瑚&豆原一成が語る『JO1のオールナイトニッポンX』。理想は「修学旅行の深夜のノリ」

2022.7.6

メインパーソナリティとしての今後の課題

──とはいえ生放送、怖くないですか?

佐藤 ふだん僕たちがしている他愛もない会話、そういう感じで話したほうがやりやすいんじゃないかなぁって思うんですよね。

白岩 それ、僕の理想でもあるんですよ。楽屋にいるときみたいな、本当に何も気負ってない、リラックスした状態の僕らを、ファンの方やリスナーの方に届けられたらいいなって思うんです。修学旅行の深夜のノリみたいな感じが僕たちは好きなので(笑)、いつもの仕事モードじゃなく、ラフなところを聴いてほしいし、知ってほしいっていう気持ちはありますね。だけどやっぱり本番になると、みんなが見てくれているし、リアクションもあるし、どうしてもテンションが高くなっちゃう。

佐藤 気合いが入っちゃうんですよ。やっぱり生放送だし。

白岩 そうそう。でも、あくまでラフにやっていきたいっていう理想はあるんです。

──佐藤さん、「気合い」と表現されましたが、緊張はしない?

白岩 最初はするんじゃない? 始まる前とか。

佐藤 緊張しますよ。生放送ですし、ちゃんとした場所ですから。だからなかなか……調子が出ない。今日は、落ち着いて行きたいなって思っています。

──ファンクラブでやっているWEBラジオ『Jamming with JO1』とは、どう棲み分けていますか?

豆原 あれはもう、身内ですから(笑)。

佐藤 そう、身内ネタができる。

白岩 自分たちのことをすごく知ってくれている人、好きでいてくれる人しか聴いていない「ホーム」なので、ツッコミひとつにしても変わりますね。景瑚に言われたんですけど、景瑚に対する僕のツッコミが、ANNXだと優しくなっちゃうらしいんです(笑)。やっぱりANNXでは、見え方も気にしないといけないじゃないですか。JO1のことを知らない方も聴いてくださっているものだから、けっこういろいろなところに配慮しながらやっているんです。そのへんは、『Jamming』だと、もう一歩踏み込めたりする。
でも、ANNXもそうなっていけたらいいなって思っているんですよね。徐々に、僕らのホームにできたらいいなって。もっとJO1らしさが出るようなラジオにしていきたい。まだちょっと難しいかな……僕の課題ですね。

豆原一成(まめはら・いっせい)2002年生まれ、岡山県出身
豆原一成(まめはら・いっせい)2002年生まれ、岡山県出身

週替りメンバーによるケミストリー

──「あのとき実はすごく焦っていた」というような、生放送ならではのアクシデントは?

白岩 ひとつあって……。(金城)碧海と(鶴房)汐恩が来てくれた回、そのときは事前収録回だったんですけど。急に「1曲なくなります」とスタッフさんから説明があって。3曲流さなきゃいけないところ、2曲になっちゃったんです。それは珍しいことではないんですけど、そのときは(ブース内で隣に座る)スタッフさんとの打ち合わせがうまく噛み合わなくて、「お知らせを言ってから、ジングル行きます」って言われるんですけど、台本に「お知らせ」がないんです。「どのことを言っているんだろう?」ってわからなくて、僕、そのやりとりの間に2分くらい黙っちゃって。あのときは焦りましたね。碧海と汐恩がずっと話しつづけてくれていました。

──金城さんと鶴房さん、状況を理解してフォローしてくださったんですね。

白岩 僕が目の前でスタッフさんとやりとりしていたので、つないでくれたんだと思います。本当は僕が引っ張っていかなきゃいけないのに、年下ふたりに気を遣わせちゃって申し訳なかったなって。そういう回はありましたね。

──メンバーですから、助け合っていいんじゃないでしょうか。

佐藤 そう。今日はね、気を遣わないで。

豆原 あはは(笑)。

白岩 そうだといいんですけど(笑)。

──最後に、改めて『JO1のオールナイトニッポンX』のおすすめポイントを教えてください。

白岩 毎週、メンバーふたりが週替わりで出てくれているんですけど、その組み合わせによって生まれるケミストリーが、楽しめるポイントのひとつだと思います。誰が誰と一緒に来るか、年齢によっても違いが出ておもしろいんです。僕も、そこをうまく回せるようにがんばりますし、いろんな化学反応を楽しんでいただけたらなと思います。

──ちなみに、「出たい」と立候補するメンバーもいるんですか? たとえば放送では、河野純喜さんが「準レギュラー」だとおっしゃっていましたが。

豆原 最近、来てないっすね?

白岩 確かに(笑)。僕は出てほしいですよ、どんどん。いろんなメンバーに来てほしいんですけど、なかなかみんな……生放送というのもありますし、緊張するということでまだね、「慣れないところはあります」って(笑)。

豆原 (笑)。

白岩 でも、終わったあとはみんな「本当に楽しかった」って言いながら、一緒に帰ります。少しずつ慣れてもらって、つづいていけばいいなと思っています。

『JO1のオールナイトニッポンX(クロス)』の6月22日の放送回に密着したレポート記事は、7月7日(木)公開予定です。

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