mzsrz『現在地未明』:PR

mzsrz、1stアルバム『現在地未明』に込めた十人十色の感情「誰にでも、自分自身の“正しさ”がある」

2022.3.22

「純粋な子供の考え方のままでいたい」

mzsrz(左から)実果、よせい、作山由衣、大原きらり、ゆゆん
(左から)実果、よせい、作山由衣、大原きらり、ゆゆん

──皆さん、それぞれmzsrzの一員として活動していく上での目標や、あるいは個人的に「こんな大人になりたい」と思う理想像などはありますか?

よせい ひとりでも多くの方に寄り添っていけるような、希望や元気を与えられるグループになりたいと思っています。また個人としては、「人として」の部分や人格というか、それが素敵な人になりたいなって常日頃から思ってます。「自分がされてイヤなことは絶対に人にしない」っていうことを、私は生きていく上での基盤として考えていて。誰にでも優しく、愛をあげられるような人になりたいです。

大原 mzsrzは、オーディションの始まりからネット世界で活動してきたという面でも新感覚のグループだと思うんです。なので、このグループを通じて、「○○と言ったらmzsrzだよね」と言われるくらい新しいことに目を向けたり、皆さんの一番の存在として寄り添える、そんな活躍ができるグループになれたらな、と思います。私たち5人それぞれ「歌声」が魅力のひとつなんですが、「歌声」以外にもそれぞれがいろんな魅力を持っているので、それを磨いて、発信していけたらなとも思うし。

作山 私は、mzsrzの一員としても、人間としても、人を笑顔にできるような大人になりたいです。

実果 私は、このみんなで歌うことが好きなんです。それぞれがそれぞれの声の魅力があるので、私も歌っている立場だけど、隣から聴こえてくる声を聴くと楽しいし、5人の声がひとつになったときも楽しい。なので、自信を持って、みんなの隣に立てるようにがんばりたいです。あとは、みんなそれぞれに目標や、やりたいことがあると思うんですけど、お互いに協力し合って、全部叶えちゃいたい。

ゆゆん 私は「どんな大人になりたいか」と聞かれると、「大人になりたくないな」ってずっと思ってます。ずっと子供のままでいたいです。子供のころに感じたワクワク感って、大人になるとなくなっていくと思うし、考え方も、大人になるにつれてどんどん変わっていくと思うんです。でも、純粋な子供の考え方のままでいたいって気持ちもどこか大事にしていたい。そう私は思います。

mzsrzバナー

『現在地未明』それぞれの“推しライン”

──では、このたびリリースされる1stアルバム『現在地未明』収録曲の中で、皆さんが歌っていて感情移入できる“推しライン”を教えてください。

よせい 私は、このアルバムのリード曲の「フェーダー」の冒頭の<待ちに待った未来は ちゃんとあっていますか>という歌詞ですね。まさに『現在地未明』というタイトルを表している歌詞だなと思いました。私自身、今自分がいる場所が合っているのかどうか不安に思うこともあるので、すごく感情移入できます。

mzsrz(ミズシラズ) / 「フェーダー」Lyric Video

大原 私は、「エコー」を特に聴いてほしいなと思っていて。私たちのほかの曲は内向的なものが多くて、何気ない些細な瞬間や、ふと感じる小さな感情に寄り添うものが多いんですけど、「エコー」は内向的というよりは、聴いてくださる方の隣にいるような、少し距離が近い曲だなと思うんです。<Woah>の部分は、ぜひ皆さんにも一緒に歌ってほしいと思います。まだ私たちは有観客のライブをできていないんですけど、いつか、皆さんと会える日を想像しながら聴いても、楽しくなる曲だなと思います。

mzsrz(ミズシラズ) / 「エコー」Music Video

作山 私は「夜明け」の<答えを探して 迷い込んだ/僕の“正解”はなんだろう?わからないままで>という2番の歌詞にすごく感情移入できます。自分の個性や強みがわからないことに悩んでいた時期があったんですけど、その時期の自分の葛藤と、この歌詞は重なるんです。あのときのつらさや苦しみを思い出すので、自然と感情が込められる歌詞だなと思います。

──その葛藤に答えは出たんですか?

作山 最近出ました。私は、自分の声が「シンプルでおもしろみがないな」と思っていたんですけど、そのシンプルさが聴いた人にはまっすぐな印象に伝わるんだなって、最近、皆さんの声を聞くことで知ることができて。それが、自分の中では答えになったんじゃないかなと思います。

mzsrz(ミズシラズ) / 「夜明け」Music Video

──実果さんは?

実果 私は「Repeat」の<泣きながら夢を歌っている>という部分が、「私だな」って感じます。「夜明け」のレコーディングでうまくいかなくて泣いてしまったり、ライブ映像の練習中に泣いてしまって作ちゃんに「大丈夫だよ」って慰めてもらったり(笑)……それ以外でも、昔からめちゃくちゃ泣く子だったんです。なので、「泣きながら歌っている」っていう表現が、私だなって。短い歌詞だけど、すごく好きです。

ゆゆん 私は、2ndシングル「ノイズキャンセリング」の歌詞が、どこか一部分を抜き出せないくらい、全部刺さります。ネットが盛んな今の時代にピッタリの歌詞だなって思うんですよね。ネットでの誹謗中傷を見ると、顔が見えないからって「あの人にはなんでも言っていい」みたいに思ってしまう方がいるのかな……って感じるんです。そういうところを聴いてもらいたいです。

mzsrz(ミズシラズ)/「 ノイズキャンセリング」Lyric Video

──それこそ皆さん、世代的にデジタルネイティブであり、「Z世代」なんていう言葉も当てはまる年齢だと思います。だからこその、世の中のポジティブな面やネガティブな面もそれぞれ身をもって感じながら、活動されてきているのかなと。

よせい そうですね。ネットを見ていると、どれだけ称賛の声が上がっていても、中には否定的な声を上げる人もいるってことを感じる場面は多いです。こうしてmzsrzの活動を始めるまでは、否定の声って自分のところまでは届かなかったんです。ただただ“楽しい”という気持ちでやれていたんですけど、否定の声が実際に見え始めたときに、怖さを知りましたね。どれだけ褒めてくださる方がいても、ひとつ否定の声があるだけで“悲しい”の感情が大きくなっちゃうので。誰にでも、自分自身の“正しさ”があると思うし、「やっぱり人それぞれの”正しさ”は違うものなんだな」と感じることはあります。

──それに近い感覚を覚えながら生きている人たちは今多いと思うし、だからこそ皆さんの掲げる「micro music」は、今の時代にとって意味を持つのかもしれないですね。

作山 私たちの世代って、それこそインターネットが当たり前にあって、だからこそ、いろんな世界を知ることができるし、多くの人の価値観を早い段階から知ることができる世代だと思うんです。もちろん、それによって悪影響を受けることもあるのかもしれないけど、でも、世の中で起こっていることを知ることで、将来「社会に貢献したい」という気持ちを早い時期から持つこともできると思うし、それによって、将来、たくさんの人を助けることもできるのかもしれない。私たちの世代に対して「ネットに支配されているんじゃないか」って暗い印象を持たれる方もいるかもしれないけど、でも、暗い現実を早い段階で知るからこそ、得られるものもあると思うので。私たちの世代で、これからがんばっていきたいなと思います。

mzsrz(ミズシラズ)
mzsrz(ミズシラズ)

mzsrz 1stアルバム『現在地未明』

mzsrz『現在地未明』CD ONLY

発売日:2022年3月16日
・CD+Blu-ray(ライヴ盤)
・CD+Blu-ray(リリックビデオ盤)
・CD ONLY

【収録内容】
<CD ※3形態共通>
01. 夜明け(作詞・作曲:DECO*27、編曲:Rockwell)
02. ノイズキャンセリング(作詞・作曲:DECO*27、編曲:TeddyLoid)
03. エコー(作詞:DECO*27、作編曲:Rockwell)
04. インベーダー(作詞・作曲:DECO*27、編曲:Rockwell)
05. パンデモニウム(作詞:DECO*27、作編曲:椎乃味醂)
06. フェーダー(作詞・作曲:DECO*27、編曲:Rockwell)
07. アンバランス(作詞・作曲:DECO*27、編曲:Rockwell)
08. パントマイム(作詞 DECO*27 作編曲 teppe)
09. フィルター(作詞:DECO*27、作編曲:ポリスピカデリー)
10. Repeat(作詞:DECO*27、作編曲:kous)

<Blu-ray(ライヴ盤)>
バンドとして自身の進む先を提示した、初のライヴ映像を収録(約49分)。

<Blu-ray(リリックビデオ盤)>全7曲収録
“デビュー三部作 Reinterpretation(再解釈)プロジェクト”として、気鋭のビジュアル・クリエイターによる新たな解釈を加えてRE:リリースしたデビュー三部作「夜明け」「ノイズキャンセリング」「アンバランス」のアニメーション・リリックビデオほか、「インベーダー」「エコー」などのアニメーション・リリックビデオ作品を収録!

購入リンク:https://mzsrz.lnk.to/1stALBUM
配信リンク:https://mzsrz.lnk.to/genzaichi


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天野史彬

(あまの・ふみあき)ライター。1987年生まれ、東京都在住。雑誌編集を経て、2012年よりフリーランスでの活動を開始。音楽関係の記事を中心に多方面で執筆中。

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