歳を重ねれば重ねるほどおもしろくなる
——昨年末は『香り立つコク』、今回は『背広の合う二人』と、単独ライブのタイトルが昨年から大人な感じにシフトしてきましたね。

大村 渋味を増してきましたね。タイトルは歴代マネージャーが決めているんです。
藤田 だから、外から見た今の我々がそういう感じなんじゃないですか。

大村 今回はマネージャーが「おふたりは“スーツ”じゃなくて“背広”というイメージが強い」と。
藤田 若手がつけるような横文字のカッコいいタイトルよりは、これくらいのほうがいいなと思いますよ。実際、鏡を見たら白髪も混じってきてますし。一時期は白髪染めもしていましたけど、髪だけ染めて若ぶってもギャップが出るんじゃないかと思って、戒めとして白髪をそのままにしてるんです。ありのままの姿を俯瞰で見て「こいつがどうやったらおもしろいか」を見つけたいなと思って。ただ、いかんせんすごく老いて見えるんで、やっぱり染めたほうがいいのかな、と迷ってはいますけど。
大村 真っ白アフロもおもしろいですけどね。カリフラワーにたとえたりできそうですし。

藤田 カッコいいと思うけど、真っ白になるまでは時間かかりそうだなー。
大村 考えただけでおもしろいですよね。
——そのときはまた、真っ白な髪の藤田さんのおもしろさを見つけて、大村さんが新たなネタを生み出すんでしょうね。

大村 そうですね。実際、2、3年前に比べて今のほうがまたウケやすくなっている気はするんです。僕らのネタって、基本僕が藤田をおちょくるネタが多いじゃないですか。それに対して藤田がムキになるのがおもしろいと思ってやっている。若いときの「~じゃなくねえ!?」とガンガンくる感じももちろんウケていたんですが、今こうやって老いた藤田が同じ熱量でくるおもしろさというのもまたあるなって。
藤田 老いた、って(笑)。
大村 老いていくほどおもしろいのかなって。いい歳こいたおっさんがおちょくられてムキになる姿が、年々おもしろくなる気はしてるんですよね。
藤田 歳を重ねれば重ねるほど「大人なのに」と思うもんね。
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