四千頭身・石橋遼大「つまんない人生」をひっくり返したかった

2021.2.25


周囲が認めざるを得ないような漫才師に

──昨年の『M-1』では準々決勝敗退という結果に終わりました。

やっぱり賞レースで活躍する芸人さんに憧れてお笑いを始めたんで、漫才でなんとか結果を出したい気持ちはありますね。『M-1』も準々決勝で負けちゃって、いろいろ言われて悔しい思いもしましたけど、逆に言うとまだ僕らも5年目ですから。

かまいたちさんとか和牛さんだって、芸歴10年を超えてからすごい結果を出してるじゃないですか。霜降り明星さんみたいなすごい人もいますけど、長いスパンで見ればまだまだこれからだなって思います。今年でも来年でもいいから、決勝に行っていい成績を残して「四千頭身、すごいな」って言われたいです。

これだけテレビに出させてもらってるので、なんとか漫才でも結果を残したいんですよね。

──普段の石橋さんはクールに見えるので、ちょっと意外でした。それだけ賞レースにかけるというか、漫才に対して熱い思いがあるんですね。

もちろん賞レースを獲っただけで生き残れるかっていうと、別の話ですけど……。僕はやっぱり『M-1』の熱い雰囲気とか好きなんで。試行錯誤してネタを磨いて、グレードアップさせるのが好きです。

去年の『M-1』のウエストランドさんのネタで、井口さんが「お笑いやってるのは復讐のためだよ」って言ってたじゃないですか。僕、それ、めっちゃわかるんですよ。もちろん誰かへの復讐ってわけじゃないですけど、昔からずっと普通の人間で、いいこともなかったんで、どっかで見返したいって思ってるんですよね。

最近だとネタ番組に出て「つまんない」って言われることもあるんで、そういうのも含めて全部ひっくり返したい。しっかり漫才で結果を残して、周囲が認めざるを得ないような漫才師になりたいです。


この記事の画像(全7枚)



  • 【総力特集】四千頭身

    【総力特集】四千頭身 静かな情熱、飾らないスタイル

    飄々としていて、掴みどころがなく、特異な存在感を放つ四千頭身。
    都築拓紀、石橋遼大、後藤拓実のそれぞれにインタビューを行い、三者三様の情熱・スタイル・戦い方を解き明かす。

    関連リンク


関連記事

この記事が掲載されているカテゴリ

山本大樹

Written by

山本大樹

(やまもと・だいき)編集・ライター。1991年生まれ、埼玉県出身。明治大学大学院にて人文学修士(映像批評)。編集プロダクション勤務を経て、2019年に独立。現在『クイック・ジャパン』外部編集・ライターのほか、『BRUTUS』、『オードリーとオールナイトニッポン』シリーズ、『三四郎のオールナイトニッポ..

QJWeb今月の執筆陣

酔いどれ燻し銀コラムが話題

お笑い芸人

薄幸(納言)

「金借り」哲学を説くピン芸人

お笑い芸人

岡野陽一

“ラジオ変態”の女子高生

タレント・女優

奥森皐月

ドイツ公共テレビプロデューサー

翻訳・通訳・よろず物書き業

マライ・メントライン

毎日更新「きのうのテレビ」

テレビっ子ライター

てれびのスキマ

7ORDER/FLATLAND

アーティスト・モデル

森⽥美勇⼈

ケモノバカ一代

ライター・書評家

豊崎由美

VTuber記事を連載中

道民ライター

たまごまご

ホフディランのボーカルであり、カレーマニア

ミュージシャン

小宮山雄飛

俳優の魅力に迫る「告白的男優論」

ライター、ノベライザー、映画批評家

相田冬二

お笑い・音楽・ドラマの「感想」連載

ブロガー

かんそう

若手コント職人

お笑い芸人

加賀 翔(かが屋)

『キングオブコント2021』ファイナリスト

お笑い芸人

林田洋平(ザ・マミィ)

2023年に解散予定

"楽器を持たないパンクバンド"

セントチヒロ・チッチ(BiSH)

ドラマやバラエティでも活躍する“げんじぶ”メンバー

ボーカルダンスグループ

長野凌大(原因は自分にある。)

「お笑いクイズランド」連載中

お笑い芸人

仲嶺 巧(三日月マンハッタン)

“永遠に中学生”エビ中メンバー

アイドル

中山莉子(私立恵比寿中学)
ふっとう茶☆そそぐ子ちゃん(ランジャタイ国崎和也)
竹中夏海
でか美ちゃん
藤津亮太