とうとう『アメトーーク!』で特集されるまでに至った「大宮セブン」。2014年、その立ち上げから「大宮セブン」メンバーとして活動してきたのが2020年『M-1グランプリ』王者、マヂカルラブリー。「大宮セブン」って結局なんなんですか? なぜ賞レース激強軍団なんですか? 「マジでクソつまんなかった」場から、なぜ王者は生まれたんでしょう?
大宮はもうひとつの故郷
──『M-1グランプリ』優勝後、かなり忙しい日々を過ごされていると思いますが、そんななかで先日「オートバックス大宮バイパス店」の配信ライブに半日で計8回出演されていたのには驚きました。
野田 そりゃもう、故郷ですから。
村上 大宮には感謝の気持ちがありますから。あの日はお世話になってるオートバックスの店長含め、大宮の皆さんが観に来てくださったり、お花をくださったりして。
野田 俺の知らない夜の部の人からも来てたね。
──夜の部。
村上 よく飲んでいた大宮の方々ですね。ライブのあと、初代の支配人と一緒に飲みに行ったらそこに大宮の有力者がいるという状況が月3〜5回ありまして、僕らはそれを「夜の部」と呼んでたんですよ。よく言えば外交ですよね。昔からコンビの外交は僕が担当なので。ただ酒を飲むのが好きなので自然とそうなっただけですけど。大宮ラクーンよしもと劇場はとにかく地域密着型の劇場ですからね。