「NiziUに考えを正された」丸山礼に聞く、現代人の心に刺さる“ニジプロ”の魅力

2020.9.1


ミイヒちゃんは私の憧れの女の子!

本番での「ICY」のパフォーマンスは、ファンからもとても好評でしたよね。

そうそう、リオちゃんがJ.Y. Parkさんに「アマチュア」と指摘された部分を、本番でしっかり克服してきたんですよね。で、「Nizi Project」ってパフォーマンスでうまくいったシーンは2回繰り返されるのがお決まりなんですが、その部分もしっかり2回繰り返されたから、私も観ていて「やったー!」って(笑)。

では、丸山さんの推しメンはリオちゃん?

いや、推しはミイヒちゃんなんです。私の憧れの女の子。顔も服装も愛され具合も、自分が「こうなりたい!」って思う、理想が詰まっている子です。

ミイヒちゃんのパフォーマンスで特に好きだったところはありますか?

パフォーマンスは挙げたらキリがないです。「Feel Special」も、東京合宿の特技披露もよかったし。特技披露でミイヒちゃんはバトンをやるんですけど、裏で真剣に練習し過ぎて、自分の番が来ても名前を呼ばれていることに気づかないんですよ!

あと、韓国合宿の個人ミッションで「Nobody」を歌うことになったときも。大人のラブソングなんですけど、まだ恋愛をしたことがないミイヒちゃんは、恋愛映画とかを観て気持ちを研究するんです。まだ若いのに、そういう勉強の仕方を知ってるの!?って感動しました。

インタビュー中もNiziUメンバーになりきって……

「Nizi Project」では、プロデューサーのJ.Y. Parkさんの名言も大きな話題を呼びました。丸山さんが一番印象に残っている名言は?

私が好きなのは、地域予選でマコちゃんが初めてJ.Y. Parkさんに見てもらったとき。「自分に合ったコンセプトをまだ掴めていないので、見つけたいです」って言うマコちゃんに、J.Y. Parkさんは「コンセプトは必要ないです。僕たちはみんな、もともと特別だからです」って言うんです。

やっぱり私も芸能の仕事をしているので、どうしても人と比べて落ち込んだり、人より秀でたところってどこだろう?と焦って探したりする日々で。でもこの言葉を聞いて、無理しなくていいんだなと思えたんですよね。

J.Y. Parkさんの言葉は、窮屈にならない考え方や「自分らしくいていいんだ」と教えてくれて、素晴らしいなと思います。

丸山さん自身のお仕事への向き合い方にも、J.Y. Parkさんの言葉が生きているんですね。

素直に自分の好きなことを、無理なく発信していこうと思うようになりました。それこそ「ニジプロが好き」って言いつづけていたら、こんなふうにいろいろなところで取り上げていただけるようになって。ただ私は好きなものについて熱弁しているだけなのに(笑)。

でも、それでいいんだなと思えるようになりました。

先日、「Nizi Project」で合格した9人がNiziUとしてプレデビューを果たしました。プレデビュー曲「Make you happy」はご覧になりましたか?

もちろん! この曲は「Nizi Project」のファイナルステージの課題曲だったじゃないですか。ミッションのときは「みんな上手にできるかな?」「誰がデビューするのかな?」って気になるところがいっぱいあって、放送当時は歌自体を楽しめていなかったので、改めてNiziUの「Make you happy」を観たら、いろいろ発見もありました。

たとえばどういう発見でしょう?

まず、歌詞がやっぱり独特ですよね。韓国語を話す人が歌いやすいような発音が多くて、日本語とは違うなーって。MVのリオちゃんのソロパートのときのステップも好きです。あそこだけエンドレスで観たい!

あと、ラップもめっちゃ練習しちゃう! お風呂で練習していたらのぼせました(笑)。みんな声に特徴があるんですよね。(突然歌い出して)「♪キミがくれる安心 寄り添って 休めるための場所」ここはマユカちゃん、声が低いんですよ。

「♪完全Sweetなメロディー 本当に癒してくるセオリー」ここはリマちゃん、やっぱり発音がカッコいい!!

プロの方にこんなこと言うのもあれですけど、やっぱり特徴を掴むのがお上手ですね!

本当ですか?(笑) 何回でもやりたくなっちゃうんですよね〜(と言ってまた歌い出す)。

なりたい自分になるために努力することの大切さ


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