SUPER★DRAGONインタビュー――次のステージを目指すために、個からチームのターンへ

2020.6.30

吸収したものを表現に反映させて

――パフォーマンスの向上も著しいですが、ご自身の表現に反映していることってありますか。

柴崎 映画からインスピレーションを受けることが多いです。小さいころから洋画を観てたので、海外の方の表情の作り方や感情の伝え方には影響されてると思います。特に『スター・ウォーズ』シリーズが大好きで、最初から最後まで全部観ました。『スター・ウォーズ』を劇場で観ることができたのは、とても興奮しましたね。

――彪馬さんは、いかがでしょう。

池田 僕はK-POPですね。最近好きなのは、Stray Kidsさん。もともと見るのが好きだったんですけど、それが自分の表現を高めることにもつながったというか。韓国のアーティストさんって、完璧になってからじゃないとデビューしないんですよ。一人ひとりのパフォーマンスのスペックが高いので、すごく刺激になってます。細マッチョじゃないですけど、みなさん体も仕上げられてて。

――筋トレにも精が出ますね。

池田 今やってるトレーニングは日替わりなんですが、けっこうきついです(笑)。メンバーと先生を合わせた10人で、10個のメニューを45秒ずつ。それを2セットやってます。

志村 自重トレーニングだから、いつまで経っても楽にならないっていう(笑)。

松村 公演予定だった『九龍領域:クーロンズテリトリー』に向けて鍛えていたんですけど、次につながるだろうとのことで今も継続してます。

――一番鍛えていらっしゃるのは、どなたですか。

松村 玲於くんです!

志村 僕に関しては中2からずっと鍛えてたので。さすがに自信がありますよ(笑)。

――さすがです(笑)。ジャンさんは表現に影響を受けたもの、何かありますか。

ジャン 曲作りのインスピレーションでいうなら、夢、人間観察、アニメの3つ。僕はまだ1回も、自分自身のことを曲にしたことはなくて。夢で体験したおかしなことやアニメのストーリーをもとにして、作品に落とし込むことが多いんです。最近だと『残響のテロル』かな。バッドで終わる話なんですけど、すごく感銘を受けました。人間観察はお母さんから受け継いだ趣味でもあって……。

――“お母さんから受け継いだ趣味”なんですか(笑)。

ジャン 僕のお母さん、SHIBUYA TSUTAYAの2階にあるスタバから、スクランブル交差点を見下ろすのが好きだったらしいんですよ。あそこって、いろんな人が一気に見えるじゃないですか。それぞれの些細な違いや個性を見つけて作品に反映させてます。

チームとして強くなる

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