【講評編】かが屋・加賀&放送作家・白武の「エロ自由律俳句」第2回


白武の句を発表“一線を超えた女の大胆さ”

“言葉責めのテンションが合わない”。テンションが合わないって……これはどういうことですか?

これは……アレですね。自分の具体的な体験談を話していくことになりますね(笑)。

ああ!

その、女王様がいるような大人のお店に……。

なるほど〜〜!

体験としてね、行ってみたんです。そのときにカーテンが開いた瞬間から、女王様が「え、なんでここ来たの?」って言ってくるそのテンションがちょっと、「このあと乗り切れなさそう」って出会い頭で心が折れて、その一句ですね(笑)。

いいですね〜〜!

ウーマンラッシュアワーの村本(大輔)さんぐらいの早口で、出会い頭からまくし立てられて。

めっちゃしゃべる!(笑) この企画で知らない世界を知ることもできるんですね、奥深いなぁ。僕もSMのやつとか、ちゃんと行ってみます。

あと、“もうバ◯ブが置いてある”

これは……!!

女の子の家に行ったら「もう置いてあるじゃん!」っていう状況(笑)。

めちゃくちゃエッチじゃないですか〜〜(笑)。

これはテンション上がりましたね。いやでも、僕のやつ具体的過ぎるかなぁ……。

いや、これはこれでいいと思いますよ。LINEでやりとりしてるときから白武さんはけっこう具体的な内容だったっていうのもあって、僕はライトなほうに振ったんですよ。僕もハードにするとバリエーションがなくなるって思って。

ありがとうございます。今後こういう直接的なワードはどれくらい入れてもOKなのかですよね。子どもが読めないものになっちゃうから、できるだけ避けて、暗喩したり、想像させるほうがいいのかな。

そうですよね。“一線を超えた女の大胆さ”もいいですね。

後輩の女の子なのに、一線を超えた瞬間にグイグイくるというか。

はぁ〜〜ん……。

最初は恥じらいとか遠慮があったのに、事を済ませたら「全然恥ずかしがらずにハダカのまま風呂行くじゃん」「いきなりタメ口使ってくるじゃん」って。

すごいですねぇ〜〜。一度全裸を見せてますからね、もう恥ずかしくないんですね。

ワインに一滴でも泥水を垂らしたら、それは泥水だみたいな。

すごいたとえだ。

もう元には戻れないっていうことです。

これは職場だったりでもあるんですかね。オフィスでは先輩後輩の関係なのに……とか。

職場はいいですね……。会社に所属したことないんでわからないですけど、給湯室とか?

かぁぁああ、エッチだなぁぁああ!

エロ自由律俳句
想像を膨らませて興奮する加賀

急に「すべらんなぁ」みたいな言い方(笑)。

すべらんなぁみたいな(笑)。かぁぁああ、エッチだなぁぁああ!

いい表現が出たときに言っていきましょう(笑)。

加賀の句“亀を飼っているだと”

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原航平

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原 航平

(はら・こうへい)ライター/編集者。1995年生まれ、兵庫県出身。映画好き。『リアルサウンド』『クイック・ジャパン』『キネマ旬報』『芸人雑誌』『メンズノンノ』などで、映画やドラマ、お笑いの記事を執筆。 縞馬は青い

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