イタリア出身のコスプレイヤー、日本文化にハマったきっかけは『FRUiTS』『攻殻機動隊』

2020.3.21

【Anime】『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』

初めて観たときの感想は「気持ち悪い」でした(笑)。そのときはまだ5歳だったので、何が起きているのか全然わからなかったんですけど、なぜか惹かれるものがあって。ついつい見入ってしまった作品です。

『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』4Kリマスターセット PV

日本のアニメはイタリアでも大人気で、わかりやすい作品もたくさん観ましたが、どちらかというと私は『GHOST IN THE SHELL/攻殻機動隊』や『新世紀エヴァンゲリオン』のような、難しいアニメのほうが好きでした。同じ作品なのに観る人によって受け取り方が全然違って、「あのシーンはこういう意味だ」と議論し合うのが楽しかった。当時は“アニメ=子どもが観るもの”というイメージが一般的だったんですけど、この作品が登場したころから、大人も楽しめるアニメが急激に増えていった気がします。私はこう思う、という分析を大人にぶつけても真剣に受け取ってくれました。そういう体験は、今でも鮮明に記憶に残っていますね。

ほかにもアニメでは、『Ergo Proxy(エルゴプラクシー)』や『Serial experiments lain(シリアルエクスペリメンツレイン)』がすごかったですね。とにかく謎の連続で、最後の最後まで観て、ようやくすべての意味がわかる。そういう構成のアニメが好きで、全エピソードを一気見するくらいハマりました。キャラクターのビジュアルという面では、『フリクリ』も好きな作品です。

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『フリクリ』ハルハラ・ハル子のコスプレ

【ドハマり中のサブカルチャー】ビリー・アイリッシュ

音楽、ファッションの両面でハマっていて、アルバム『When We All Fall Asleep, Where Do We Go?』は毎日聴いています。身体に合わない大きめのサイズの服を着て、とがった雰囲気を出しているのに、曲はすごくキャッチーだし、フェミニンなものも多い。そのギャップがおもしろくて、彼女の魅力だと思います。歌詞に強いメッセージ性を込めながら、それを囁くような声で歌うというスタイルも新しいですよね。彼女のこれからの展開もすごく楽しみ。

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ビリー・アイリッシュのコスプレでポーズを決めるユリコタイガー

曲の内容やビジュアルも含め、自分の世界観をしっかり確立させている。そういう意味では、日本のシンガーソングライターでいうとDAOKOやReolにも通じるところがあるのかもしれないですね。あくまでも、私の個人的な感想ですけど(笑)。どんなときでもブレないビジュアルイメージを保ちながら、そのなかで曲ごとに変化をつけていくという彼女たちのスタンスは、私もコスプレやモデル活動をする際の参考にさせてもらっています。


ユリコタイガー

(エレオノーラ・グリエルミ)イタリア出身。総フォロワー数35万人超えの人気コスプレイヤー。14歳からイタリアでコスプレを始め、以降18歳までにコンテスト優勝16回など、常に入賞を果たす。現在は、日本のポップカルチャーを世界に広めるべく、3カ国語が話せるインフルエンサー・モデル・タレント・コスプレイヤー・YouTuberとして幅広く活動中。


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