人気ゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤーたちの写真と共に、“衣装やメイクに対するこだわりポイント”について聞いたレポートをお届けします。
コスプレイヤーに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”
コスプレイベントといえば、会場を彩るレイヤーたちの衣装を通して、その時期に旬のアニメやマンガ、ゲームなどを分析できるところも、参加する上での醍醐味のひとつ。
夏休みシーズンには全国各地でさまざまなコスプレイベントが開催。猛暑やゲリラ豪雨にも負けず、どのイベントにも大勢のコスプレイヤーが集まり、会場は大盛り上がりとなっていた。QJWebではそれらのイベントに参加して、ハイレベルなコスプレイヤーたちに撮影を依頼。そうして撮らせてもらった写真を、それぞれに聞いた“衣装やメイクに対するこだわりポイント”と併せて一挙に紹介する。
ちなみに本記事でピックアップするのは、人気ゲームのキャラクターに扮したコスプレイヤー。今年の7月で8周年を迎えた『Fate/Grand Order』をはじめ、『ブルーアーカイブ』『原神』『アズールレーン』など、多彩なタイトルのヒロインたちが一挙に集結。それぞれに撮影のための長蛇の列ができていたのが印象的だった。
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「一番こだわったのは、“ヘイロー”という頭の上に浮かんでいる輪っかの表現です。うしろから見るとバレてしまうんですけど、針金で釣って浮かせていて。独特の浮遊感を再現してみました」(『ブルーアーカイブ』コハル/ろこむさん)
「今回のコスプレでこだわったのは、メイクの練習と露出対策です。家でも鏡を見ながら、見えそうな部分はタイツで隠すなど入念に下調べをしてきたので、どの向きから撮っていただいても安全です」(『Fate/Grand Order』楊貴妃/MAITOさん)
「このキャラならではの少女らしさを表現したくて。カラコン選びやメイクはもちろん、体型管理も徹底して、雰囲気を近づけられるよう努力しました」(『原神』ニィロウ/五色もかさん)
「“最終再臨”という一番豪華なバージョンの衣装なので、素材の材質にはこだわっています。ウエディングドレスなどにも用いられるブライダルサテンという生地を使い、自作で用意しました。身体にぴったりフィットするサイズ感で仕上げているところも注目していただきたいポイントです」(『Fate/Grand Order』スカサハ=スカディ/美南ナミさん)
「獣耳が特徴的なキャラクターなので、耳の造形にこだわりました。生地の厚みだけで形が維持できるようになっていて、ウィッグにはヘアピンで固定しています。かなりしっかり取りつけているので、首を傾けたり、強めに振ってもズレないところがポイントです」(『アズールレーン』信濃/きなこもちさん)
QJWebでは、7月末に行われた『ワンダーフェスティバル2023[夏]』をはじめ、8月開催の『世界コスプレサミット2023』や『コミックマーケット102』など、多数の大型イベントで取材を実施。現在、それらのリポート記事も掲載の準備を進めている。連載形式で順次アップしていく予定なので、こちらもご期待いただきたい。
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