氷水を平然と頭から被るメンバーも⁉SEVENTEENの“バラエティ力”を、メンバー別で徹底分析(前編)
SEVENTEEN(セブチ/SVT)が8月23日に日本ベストアルバム『ALWAYS YOURS』を発売。それに先駆けて、7月から『VS魂 グラデーション』の韓国ロケ、『突然ですが占ってもいいですか?』、『SONGS』など、日本の音楽番組やバラエティ番組にも出演。毎回バラエティでもきっちりと爪あとを残している彼らは、ここ日本でも徐々に見つかってきている。
『VS魂 グラデーション』では、相葉雅紀と念願の「A・RA・SHI」を踊りCARAT(SEVENTEENのファンネーム)を歓喜させ、相葉や風間俊介らにお肉を焼いてもてなした。『突然ですが占ってもいいですか?』では、占い結果一つひとつに満点のリアクションを取り、流暢な日本語や日本語楽曲まで披露した。『SONGS』ではMCの大泉洋を爆笑させたりと、「SEVENTEENってトークも上手なんだな」と多くの視聴者が思ったのではないだろうか。しかし、言わせてほしい。彼らのおもしろさはこんなものではない……! 本当に13人それぞれが違う方向でおもしろい。
SEVENTEENはアーティストでありながら、トークもバラエティもこなせる無敵グループなのだ。そこで今回は、メンバー一人ひとりのバラエティ力を、前後編に分けて紹介していきたい。
目次
愛されリーダー・S.COUPS
SEVENTEENの統括リーダー、S.COUPS(エスクプス)。
普段は頼れる兄貴的存在で、メンバーからもCARATからも絶大な信頼を得ている彼。しかし、YouTubeで配信中のSEVENTEENのバラエティ番組『GOING SEVENTEEN』では、JEONGHANとタッグを組み、年下メンバーを振り回したり困らせたり呆れさせたりして番組を盛り上げている。
ステージ上ではバチバチにかっこいいラップでCARATを沼に落としまくっているが、クイズに正解できなかったり、メンバーにイジられたりすると、まるで子供のように本気で拗ねてしまうかわいらしい一面も。
また、S.COUPS(エスクプス)という芸名が覚えづらいという理由だけで、メンバー達から「S.COUPSゲーム」というハングルで4文字の言葉を順番に言っていくゲームを作ってもらった愛されリーダー。メンバー同士で食事をする際には全員で「S.COUPSゲーム」をして大盛り上がりしている。13人の間でしか流行っていないかと思われていたこのゲーム、なんと他事務所の後輩グループ・CRAVITYも密かに楽しんでいることが判明している。
生粋のバラエティ担当・JEONGHAN
SEVENTEENのバラエティに絶対不可欠なメンバー、JEONGHAN(ジョンハン)。
その美しく儚いビジュアルからは全く想像がつかないと思うが、実は彼は生粋のバラエティ担当でもある。パフォーマンスしか見たことのない方はぜひ一度、『GOING SVENTEEN』のJEONGHANを見ていただきたい。きっと衝撃を受けると思う。
マフィアゲーム(人狼ゲームとほぼ同じルールの韓国のゲーム)では偽の役職を勝手に作り周囲を惑わせ、スポーツ系の競技では「フェアプレイしよう!」と言いながらまったくフェアプレイをせずメンバーから怒られたりしている。あまりにも頭が切れて口も達者なJEONGHANに誰も敵わないため、一度、JEONGHAN vs メンバー12人の心理戦も開催された。「どうしてヒョン(お兄ちゃんを意味する韓国語)の人生はそんなに騙してばかりなの?」とメンバーに言われるほどなんでもアリなJEONGHANのおかげで、現場ははちゃめちゃに混乱しているだろうが、視聴者としてはいつも本当に番組をおもしろくしてくれて、盛り上げてくれてありがとうと感謝の気持ちでいっぱいだ。
また、JEONGHANは日本語もすごく勉強しているため、日本の番組でもほとんど日本語で話してくれるのがとてもうれしい。『SONGS』では、大泉洋と通訳を通さずに直接会話をしているであろうシーンがたびたびあり感動した。得意な日本語とおもしろ過ぎるバラエティ力を生かして、今後もっと日本の番組でも活躍してほしい。
笑いに貪欲! JOSHUA
そんなJEONGHANと同じぐらい、いやそれ以上に、その意外なバラエティ力に衝撃を受けたのがJOSHUA(ジョシュア)かもしれない。
美しい歌声と完璧なビジュアル、そして優しい眼差しと笑顔で多くのCARATを虜にしているJOSHUAだが、いい意味で様子がおかしい(褒めている)。本人も「人を笑わせたいという気持ちが大きいみたいです」と話しているとおり、メンバーとCARATを笑わせるためならば平気で頭から氷水を被るし、洋服を着たままシャワーも浴びちゃうし、ラーメンを頭に乗せたりする。しかも普段どおりの優しくて穏やかな表情のまま氷水を頭から被ったりするので、なんかもう、いろいろと衝撃なのだ。どうしてこんなにかっこいいのにこんなに笑いに貪欲なのだろうか……。
もともとは控えめな性格だったそうなので、メンバーたちに鍛えられているうちに笑いの才能が開花しすぎたのかもしれない。さらにJOSHUAはおもしろいだけじゃなく、サラッと優しい気遣いができるジェントルマンでもあるので本当に罪深い。
ラッパーのイ・ヨンジがゲストを自宅に迎えて一緒にお酒を飲むYouTubeの番組『準備したものは特にないけど』に出演した際、ヨンジに優しい気遣いを見せると「(こんなことをされたら)私みたいな人は孫の顔まで想像する」と言われていた。メンバーからどんな無茶振りをされても絶対に笑いに変えてみせるJOSHUAのバラエティ力は底知れない。
不思議キャラ・JUN
中国ドラマ『独家童活』で主演を務め、俳優としても活躍中のJUN(ジュン)。彼はSEVENTEENの中で一番の“不思議キャラ”である。
楽曲のかけ声動画などでほかのメンバーが集中して撮影をしているなか、OFFICIAL LIGHT STICKの光を点けたり消したりして遊んでみたりと、たびたびひとりだけ別の世界へ行っている姿が見られる。そんな姿に不思議さを感じつつ、どこか放っておけないかわいらしさもあるのが彼の魅力。そんなJUNのことをCARATだけじゃなくメンバーもかわいいと思っており、デレデレに甘やかしている。
『GOING SEVENTEEN』で、本人にバレないようにJUNを運動会で“準優勝”させる企画があったのだが、「絶対バレるでしょ!」という危うい場面でもJUNは最後まで一向に気づく気配がなく、メンバーが「今日一日変だと思いませんでしたか?」「みんなが堂々とJUNさんを優勝させようとしてたのに」と聞いても「思いませんでした」「僕ががんばった結果じゃないの?」と大まじめに答えていた。あまりにもピュアすぎる姿にメンバーも思わず「キヨウォ〜(かわいい)!」と満面の笑顔に。いつまでもピュアでかわいいJUNのままでいてほしい。
喜怒哀楽が爆発! HOSHI
パフォーマンスだけじゃなく、バラエティでも大きな爪あとを残しまくっているHOSHI(ホシ)。
彼は自分の感情にとても正直で、『GOING SEVENTEEN』のゲーム中には喜怒哀楽が爆発している。特にマフィアゲームは、もはやHOSHIのゲームだと言っても過言ではない。ひとりのメンバーをマフィアだと決めつけて暴走したり、自分がマフィアだと正直に告白したにもかかわわらず、メンバーを言いくるめて見事殺されずにすんだりと、数々の奇跡を起こしている。
かと思えば、『GOING SEVENTEEN』ではあんなに暴走して笑いを起こしているのに、他グループや初めましての方と共演する番組では人見知りを発動してまるで借りてきた猫のように大人しくなってしまうのも愛らしい。『突然ですが占ってもいいですか?』でも人見知りを発動したのか「……おもしろいね」と小声でDINOに話しかけるシーンがあり、「か、かわいい!」と思わず頭を抱えたCARATも多いはず。
パフォーマンス中のHOSHIは完全にかっこいい虎そのものだが、ステージを降りるとたちまちかわいいハムスター(でも本人は虎だと思っている)となる。そのギャップが彼の魅力だ。
コメントの破壊力抜群・WONWOO
ほかのメンバーに比べるとあまりおしゃべりなタイプではなく、クールな印象の強いWONWOO(ウォヌ)だが、普段物静かなぶん、発言ひとつひとつの破壊力がハンパない。
『GOING SEVENTEEN』でメンバーの睡眠を妨害しようとASMRが繰り広げられた企画があったのだが、WONWOOがトッポギを食べながらかっこよすぎる低音ボイスで「TASTY」と囁くシーンはCARATの中では伝説として語り継がれている。「TASTY」はもはやWONWOOの代名詞。
また、5月に行われた日本ファンミーティングでは、TikTokでブームとなった「可愛くてごめん」を「ぶっきらぼうでごめん」にアレンジして披露し会場を沸かせた。メンバーからムチャ振りされても意外とノリノリでやってくれるWONWOOのことがみんな大好き。また、ひとりで5時間もゲーム配信をするほどゲームが大好きで、ホラーゲーム対決では、表情ひとつ変えずに淡々と冷静にホラーゲームをこなす頼もしい姿が見られる。
ツンデレが魅力・WOOZI
年々かっこよさもかわいさも増し、多くのCARATを落としているWOOZI(ウジ)。
バラエティやライブのMCなどでは、ニコニコしながらメンバーに毒舌を吐いている姿がたびたび見受けられる。特にHOSHIに対して「お前は虎じゃない。人間だ!」とツンデレな態度をとりがちだが、実はHOSHIのことを溺愛しているのはメンバーにもCARATにもバレバレである。
WONWOOの5時間に及ぶゲーム配信も衝撃だったが、WOOZIも6時間ぶっ通しでアニメ解説の配信を行ったことがあるほどアニメが大好き。日本公演では「やれやれ……」「なんでお前がここに!?」「この世界は嘘です」など、普通の日本語の勉強では到底取得できなそうな、まるでアニメの主人公のような日本語を披露してくれるのがおもしろい&うれしい。
また、撮影でドローンカメラが使用されていると「空に浮かぶドローンカメラ〜♪」と思わず歌ってしまう特性を持っている。そのため『GOING SEVENTEEN』でドローンカメラが使用されているときは、WOOZIがいつあの曲を歌ってくれるのか、こちらもワクワクしながら待機している。
THE8、MINGYU、DK、SEUNGKWAN、VERNON、DINOについては、8月24日公開の後編をチェック!
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