次世代アイドルとしての未来をきらめかせた9bic、7m!n、8iper。六花清春「これからも17人でがんばっていきます」【『WAIWAI LIVE 2022』レポート(独占写真あり)】
三者三様の魅力を放っていたシャッフルユニット
折り返しに突入し、ここからは3グループに分かれてのシャッフルユニットタイム。「マイクテスト」や「狂気」といったワイルドなナンバーでオラオラ感を爆発させていたのは、市川・椚三波斗・水原・日之出・猪戸・橘というダンスを得意とするメンバーによる「熾天使~セラフ~」だ。曲中のダンスブレイクでは椚と日之出がバトルを繰り広げて会場を大いに沸かせ、市川の「今日の夜めちゃくちゃにしていい?」や水原の「好きだって言ったよな」というセリフには黄色い歓声が響いた。
双葉・四季・火ノ宮・白金倫太郎・岡田・田中の6人で構成された「ウチらしか勝たんッ!」は、ポップ&キャッチーなステージングを展開。リボンや星でデコレーションされた舞台で、スタンドマイクを前に「HANAZIBOO!」を舞い踊る。MCでは白金が次の曲をポロっと言ってしまうハプニングもあったが、それすら生ライブゆえのご愛敬。「中辛エクスタシー」を元気いっぱいに届け、ステージを去って行った。
ユニットタイムのラストは、六花・木瀬・宇佐美・吉川が正統派ポップスで魅せる「じんせい無茶振り。」だ。姿を見せるや否や、木瀬は「今日は、この4人でさつき君の分までがんばりたいと思います」と語り、メンバーは音源から聴こえてくる仮屋瀬の声に彼の存在を感じながら「nebula」をパフォーマンス。お互いを思い合っている視線は、ステージに5人立っているかのような錯覚を起こさせた。
MCの無茶振りタイムでは「2022年を表す漢字を尻文字で」という課題に対して、六花が軽やかに「幸」と書き、温かい空気が会場を包み込んでいた。「僕らのインペリアル」も伸び伸びとパフォーマンスして、オーディエンスを魅了した。
各グループから語られた感謝と野心
9bic、7m!n、8iper、それぞれの告知を経て、いよいよライブはラストパートに突入。お互いの楽曲をカバーし合うセクションに入っていった。8iperが9bicの「klaxon」をエネルギッシュに届けたかと思えば、9bicの「今日も生きててえらいえらい!」を披露する7m!nはあざとさ全開。9bicは天真爛漫に7m!nの「buuuuuuun!」をダンスし、最後の最後まで会場を盛り上げた。
締めのMCでは、各グループの代表者から3日間の感想が語られた。8iperの猪戸が「僕たち8iperは、デビューするにあたって賛否両論があったと思うんですけど、デビューライブや『WAIWAI LIVE 2022』を通して温かいファンや先輩方、関係者の皆さんに迎え入れていただいて、すごくうれしいです。僕たちは8iperとして活動できて、とても幸せです。ありがとうございました」と爽やかに挨拶。
7m!nの白金は「ずっと9bicさんが先頭に立って事務所を支えてきてくれたので、後輩もできたことですし、これからは僕らがWAIWAIを支えられるようになっていきたいと思います。本日はどうもありがとうございました」と、密かな野心を口にした。
9bicの六花は「本日はお集まりいただいて、そして配信の方にも観ていただいて、ありがとうございました。本当は最後までさつきも一緒にライブしたかったんですけど、残念ながらできなかった。来年は6人そろって元気な姿を見せられるようにしたいと思います。これからも9bic、7m!n、8iperの17人でがんばっていきますので、応援よろしくお願いします」と、年長グループとして凛とした言葉を残した。
この17人だからこそ紡げるキラキラした物語
そして、3グループ合同でWAIWAIの明るい未来を感じさせる「MARCH」を歌唱。大きなステージに広がって歌う表情は晴れやかで、お互いを思いやりながら成長してきた17人の関係性を感じさせた。ラストはステージ上段に集合し、キラキラの笑顔を振りまきながら舞台裏へ消えていった。
ほどなくしてアンコールで呼び戻されると、9bicの「congruity」を全員で披露。17人の誰ひとりが欠けてもWAIWAIの物語は成立しないのだと、<一人じゃ乗り越えられない壁>をみんなでなら越えていけるのだと刻んだのだった。
*
眩いばかりのアイドル性を輝かせながら、自分たちらしく道を切り開いていくチームWAIWAI。これからも「FIGHT!」と声をかけ合い、ワイワイしながら未来へ進んでいくのだろう。彼らだから紡げるキラキラした物語が、今から楽しみでならない。
-
9bic、7m!n、8iper ツアー情報
■『9bic 4th Anniversary Live tour 2023』
【札幌公演】
日程:2023年5月20日(土)
会場:共済ホール
【福岡公演】
日程:2023年6月10日(土)
会場:福岡市民会館
【名古屋公演】
日程:2023年6月17日(土)
会場:名古屋市公会堂
【大阪公演】
日程:2023年6月24日(土)
会場:なんばHatch
【東京公演】
日程:2023年7月30日(日)
会場:神奈川・パシフィコ横浜
※ツアー詳細はオフィシャルサイトより後日発表
https://9bicofficial.net
*
■『7m!n 2nd Anniversary Live ~MAGICALive~』
7m!n初のコール解禁!
※“コールOK”対象公演
【東京公演】
日程:2023年3月21日(火・祝)
会場:チームスマイル 豊洲PIT
【大阪公演(※追加公演)】
日程:2022年4月9日(日)
会場:なんばHatch
※詳細は下記オフィシャルサイトから
https://7minofficial.net/2022/11/19/3333/
*
■『8iper春の東名阪ツアー』
【名古屋公演】
日程:2023年3月19日(日)
会場:THE BOTTOM LINE
【大阪公演】
日程:2023年3月25日(土)
会場:神奈川・UMEDA CLUB QUATTRO
【東京公演】
日程:2023年4月8日(土)
会場:神奈川・1000CLUB
※ツアー詳細はオフィシャルサイトより後日発表
https://8iperofficial.net
関連記事
-
-
天才コント師、最強ツッコミ…芸人たちが“究極の問い”に答える「理想の相方とは?」<『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ』特集>
Amazon Original『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ』:PR -
「みんなで歌うとは?」大西亜玖璃と林鼓子が考える『ニジガク』のテーマと、『完結編 第1章』を観て感じたこと
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
「まさか自分がその一員になるなんて」鬼頭明里と田中ちえ美が明かす『ラブライブ!シリーズ』への憧れと、ニジガク『完結編』への今の想い
虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会『どこにいても君は君』:PR -
歌い手・吉乃が“否定”したかった言葉、「主導権は私にある」と語る理由
吉乃「ODD NUMBER」「なに笑ろとんねん」:PR