今年はTravis Japan(トラジャ)に大注目!ジャニヲタ芸人ながちが感じた“8.8からの成長”

2022.1.22

どんな会場でも映える“シンクロダンス”

なんといっても、トラジャの1番の魅力はパフォーマンスである。というのも、トラジャはマイケル・ジャクソンの振り付けを担当したこともある振付師のトラヴィス・ペインによって選抜されたダンス特化型のグループなのだ。

そんなトラジャの真骨頂は「シンクロダンス」。

嵐、Hey! Say! JUMP、Kis-My-Ft2など先輩のバックはもちろん、指先の角度までそろった一糸乱れぬダンスが認められ、海外アーティストのAustin Mahoneのコンサートにゲスト出演した経験もある。

さらにこのパフォーマンス力は、 どんな会場でも感じることができるのだ

僕が初めてトラジャを観たのは、2019年にさいたまスーパーアリーナで行われた『Johnnys’ Jr. Island FES』。その後、東京ドームでの『ジャニーズJr.8・8祭り~東京ドームから始まる~』、東京ドームシティホールでの『Summer Paradise 2019』、そして新橋演舞場での『虎者 NINJAPAN』と大中小さまざまなキャパの会場で観てきて、いつも「トラジャのダンスエグいし、どこから観てもそろってる」という感想を抱く。

きっと、日々見せ方を研究しているからこそできることだと思う。だからどの現場でも、どんな席でも沸くことができる。

さらに昨年9月には、Travis JapanによるYouTubeチャンネル『+81 DANCE STUDIO』(プラスエイティワン ダンス スタジオ)を開設。

数々の偉大なジャニーズの先輩方の楽曲に最高峰の振付師たちが新たな振り付けを作成し、トラジャがパフォーマンスをするというダンスチャンネルだ。今までのジャニーズにはなかった完全にダンスだけのチャンネル。しかも、最高峰クラスの振付師さんたちによるさまざまなジャンルのダンス。トラジャのパフォーマンス力をもってして成り立つチャンネルだろう。

このチャンネルでは、パフォーマンスを作り上げる過程もアップされており、短時間で振りを覚える姿や、数名のメンバーだけで踊る振りも全員で覚えたりと、そのまじめさと絆が窺える。

最近だとSMAPの「SHAKE」を踊っていた。これはKing & Princeの高橋海人君が振りつけを担当したことで話題となったが、これがもう圧巻。ダンスがそろい過ぎてて、CGなんじゃないかとスマホを何度見したことか。

偉大なジャニーズの諸先輩方の楽曲が、トラジャによる表現でまた新たな魅力を発揮している。そして何よりトラジャが本当に楽しそうに踊るので、観ているだけで自分が踊ってるんじゃないかと思うくらい明るい気持ちになる

あー今日なんか元気出ないなあ。というときに、ぜひ、観てほしい! 観てるだけで元気になるので。

あのダンスのクオリティを維持しながら、あんなに楽しそうに踊るジャニーズがかつていただろうか。ここがトラジャの魅力なのだ。

百聞は一見にしかずなのでとにかく一度観てほしい。が、沼にハマって抜けられなくなるのでご注意を。

『SMAP - SHAKE』

シブがき隊 - スシ食いねェ!

ファンが連発する「YMMK」の意味とは?

トラジャの魅力はダンスだけではない。

メンバーの仲のよさからあふれ出るわちゃわちゃ感も魅力のひとつなのだ。しかし、トラジャも結成初期のころは仲が悪かったと公言している。2017年に松松(松倉海斗、松田元太の最強無邪気シンメ)が入ってからメンバー間での絆が深くなっていって今に至るらしい。

トラジャの仲のよさは、『ジャニーズJr.チャンネル』の動画(通称トラチューブ)を観たらすぐにわかる。最近だと、メンバーが虎のコスプレをする動画があるのだが、このときは僕の推しの松松が尊過ぎるので本当に観てほしい。

だが、この動画を観る前に抑えておきたいワードがある。「YMMK」。これは「や(Y)っぱり松(M)松(M)か(K)よ」の略。松松が同じ行動だったり、ふたりにしかない絆が垣間見えるとメンバー(特に如恵留くん)が発する言葉である。

この回はまさに松松というシンメの尊さが詰まっており、「YMMK」連発必須の回である。

さらに、ゲーム中には叩いたあとに、メンバー同士が必ず「ごめん」とひと言気遣いする姿も。そんなグループの雰囲気のよさも窺える。

もうひとつ、抑えておきたいワードが「Travis幼稚園Japan」。これはメンバーほぼほぼ全員の天然が炸裂していて、無邪気にわちゃわちゃし始めちゃって、園児みたいに見える様子から言われている。

唯一、しっかり者の如恵留くんは「引率の先生」とも呼ばれている。僕らヲタクは保護者感覚でトラジャを観ているので、引率の如恵留先生には「いつもうちの子たちをありがとうございます」みたいに感謝してしまうことがある。

グループでほかの人と絡むときも、如恵留くんが先陣を切る。『ジャにのちゃんねる』に出たときがまさにそうで、メンバーがみんな様子を窺っているところ、如恵留くんがバク宙土下座でアピールを。そこから無邪気に前に出ていくほかのメンバーという構図がたまらなく愛しい。

だけど、ただ仲がいいだけでなく、相手の事を思いやる気持ちもあるからグループの空気もいい。そして何より最近のトラジャは、前よりも全員でひとつの目標に向かっている気がしている。

部活を思い出してほしい。目標に向けてチーム一丸となるときは、全員で同じ方向を向いているし、お互いが相手の気持ちを汲み取って、思い合って行動したり声をかけ合って、モチベーションを下げないようにする。その感じが、まさに今のトラジャにはある。

デビューという目標に向かって一丸となっているのではないだろうかと思う。

東京ドームで感じたデビューの兆し

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