『ドラゴン桜』は藤井遼の成長物語だった!泣いた、笑った、応援した。ありがとう、桜木先生と教え子たち

2021.6.28

新垣結衣と長澤まさみのツーショット!

そして、強力助っ人第2弾。
矢島勇介(山下智久)はメールと声だけだったが、香坂よしの(新垣結衣)が登場。
新垣結衣と長澤まさみのツーショット!

強力助っ人、香坂よしの(新垣結衣)登場にびっくり/日曜劇場『ドラゴン桜』(最終話より)(C)TBS
強力助っ人、香坂よしの(新垣結衣)登場にびっくり/日曜劇場『ドラゴン桜』(最終話より)(C)TBS

買収劇も大逆転。悪役が悪事をべらべらと説明してその映像がございましたっていう昭和な演出であったが、ここまで応援する気持ちにさせてくれれば、それもまたよし。
わかりやすい痛快展開だった。
復讐に燃える米山に、桜木(阿部寛)は言う。

「おまえは自分の人生を生きるんだ」

東大専科のメンバーは、自分の人生を生きるためにがんばってきた。合格した者も合格できなかった者もそのための切符を手に入れた。
そして元教え子も米山も、桜木は解放した。復讐に生きるのではなく自分を生きろ、と。

2021年の日本は、応援したくても素直に応援できないビッグイベントが強引に開催されかねない状況だ。
そんな状況下で、こんなにも素直に応援する気持ちにさせてくれるエンタテインメント作品を届けてくれて感謝しかない。
ありがとう、『ドラゴン桜』!

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  • 日曜劇場『ドラゴン桜』(C)TBS

    『ドラゴン桜』

    出演:阿部寛、長澤まさみ、高橋海人(King & Prince 高は正式には「はしご高」)、南沙良、平手友梨奈、加藤清史郎 ほか
    原作:三田紀房『ドラゴン桜2』(コルク)
    脚本:オークラ、李正美、小山正太
    音楽:木村秀彬
    プロデューサー:飯田和孝、黎景怡
    演出:福澤克雄、石井康晴、青山貴洋

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