茶色い物にかじりつく理由
カラフルで素敵な服を着て(インスタグラムに大豆田とわ子名義のコーデ記録アカウント「towako’s closet」もある)、とわ子は困り、出会い別れ、選択する。クロワッサンやカレーパンにかじりつく。
最終話に出てくる「マーさん」(風吹ジュン・とわ子の母を知る人物)もコロッケをかじりながら出てくる。買い食いをしていたかごめ(とわ子の親友)のことも思い出す。茶色い物に大口を開けてかじりつくのはたぶん生きていく覚悟みたいなものだ。マーさんの部屋も姿も、亡くなったとわ子の母のことを語る口調も、きちんと選択して咀嚼して受け入れてきたんだろうことが垣間見える。
古いアパートにある、慈しまれているであろう家具や本、花はこれまたとびきりおしゃれだ。
私は最近、どうせあまり人に会わないしずっとマスクをしている今が好機と、20年ほどの間迷っていた歯列矯正を始め、まず準備のために歯を4本抜いた。それも私の選択だけれど、しばらくは揚げ物にかぶりつくのが難しいのが残念だ。
代わりにエンディング曲「Presence」全バージョンを繰り返し聴いている(メインテーマの一部をサンプリングしてるのもおしゃれ!)。
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