さっさと保護したほうが寝覚めがいい
保護したあとは、そのまま病院に連れていき、去勢・駆虫・ウイルス検査・ワクチン接種をすませる。ひとまず悪いところはなさそうで何より。これからのんびり家に慣れていくといいよ。
病院から戻って、ケージに入れる。怯える「えん」に向かって「悪いようにはしないよ」と言ってから「は! これは、このあと悪いようにしかしない奴がドラマとかで言うセリフだ」と思う。
〈野良猫に「悪いようにはしない」ってそれ悪い奴しか言わないセリフ〉
猫を保護するのは、もやもやと心配をするよりは、さっさと保護したほうが寝覚めがいいから。それだけだ。
〈野良猫の鳴き声がみな脳内で「お腹すいた」に変換される〉
なでられるのが好き、インドア派
「えん」は、これまで保護した子猫の中で一番慎重でマイペースな印象。でも保護までの1カ月間、外でエサをあげながら、頭や背中をなでていたから、なでられるのは大好き。
「人間は大きくて怖いけれど、人間の『手』になでられるのは、すごくいいな」と思っている感じ。
なでられるのが好き、というのも「母猫や兄弟猫とほとんど接したことがなく、ほかの猫に毛づくろいをしてもらう機会がなかったからなのでは?」などと考えてしまう。
〈なでられている猫よりもなでている僕こそ喉が鳴っちゃいそうだ〉
ケージの中が安全だとわかると、ケージの外が怖いようで、ケージから出してもすぐに戻ってしまっていた。不要不急の外出を控える猫。ステイホームが身についている。
〈家にいる 完全室内飼いである猫といるので見習っている〉
*「イカ耳」とは猫が耳を横にピンと張った状態のこと。警戒したり、イライラしたり、怖がったりするとなりがち
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