SNSで集めた成城石井のおすすめ商品をつまみに隅田川でひとりパーティーしてわかったこと(パリッコ)

2020.10.16

オリジナル「おつまみ成城石井弁当」完成

いよいよひとり成城石井パーティーの準備に取り掛かろう。が、その前に、ひとまず一杯やらせてください。

「BREWDOG PUNK IPA」

このビール、実は唯一メモに入っていなかったものなんだけど、僕も記事を書かせてもらっている「デイリーポータルZ」というサイトで、ウェブマスターの林さんが「BREWDOG」というメーカーのビールはどれもうまいと言っていて気になっていたのだ。

隅田川の流れを間近に感じながら、遠く東京スカイツリーを眺めつつ、プシュッと開けてごくりと喉に流し込む。瞬時に広がる、パイナップルのような爽やかな香り。僕はホップをふんだんに使ったがゆえに苦味の強いIPAビールは苦手気味なんだけど、これはちょうどよい苦味がむしろいいアクセントになっている。うまいな〜、成城石井!

おもむろにかばんからこいつを取り出す

今日のために秘密兵器を持ってきた。密閉性が高いことでおなじみの弁当箱「フードマン」だ。このフードマン、自分には容量が大きすぎ、かつ最近は弁当を持ち歩くような生活をしていないのであまり使っていないんだけど、花見やピクニックなどの際に大活躍してくれる。あれこれ買ったつまみを盛り合わせにするプレートとして優秀で、食べ切れなかった分はそのままフタをして持って帰れる。買ったパッケージのまま食べるよりも、見た目が華やかで楽しいのもまた良い。

こういうことだ

というわけで、「おつまみ成城石井弁当」完成。ものすごくうまそうだ。つづいてドリンクの制作に取り掛かる。

材料もぬかりなく用意した

ジンジャーエールとルイボスミントティーでオリジナルチューハイを作るため、コンビニでプラカップ入りのロックアイスと焼酎を買っておいた。こういうアイテムで成城石井を挟んでもいいのだろうか? と、謎の罪悪感がある。逆に、挟まれたふたつの成城石井には、がぜん親しみが感じられるようになった。

まずはジンジャーエールから

カップに焼酎を注ぎ、噂の10倍ジンジャーエールで割ってみる。これがもう、商品名「ショウガのしぼり汁に甘みと炭酸足してみました」に変えたほうがいいんじゃないの? っていうショウガ感。酒なのに、飲めば飲むほどぐんぐん健康になっていくような気がして、いきなりびっくり。いや〜、いいものを教えてもらえたな。

「世界で唯一冷えた水よりも爽やかな飲み物」とは

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パリッコ

1978年東京生まれ。酒場ライター、漫画家/イラストレーター、DJ/トラックメイカー、ほか。酒好きが高じ、2000年代後半よりお酒と酒場に関する記事の執筆を始める。著書に『つつまし酒 懐と心にやさしい46の飲み方』『酒場っ子』『ほろ酔い!物産館ツアーズ』、スズキナオ氏との共著に『“よむ”お酒』『酒の..

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